新型コロナの中での日々 |
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4月7日 7都道府県緊急事態宣言 4月11日土曜日 11日には、在宅疲れで、ママチャリ自転車で散歩する。小石川に住むようになってから、半ば趣味としている文京区の「文の京 観光ガイド おさんぽくん」という区配布の地図で通った道はラインマーカーで記していて、それを増やすことが目的だ。 この日は、コロナで休園の小石川後楽園の脇道のつばきやシャガの花を愛で、東京大神宮に立ち寄る。この神宮の存在は知らなかった。ここからどこに行こうかと思案した後、神楽坂に向かう。ハナミズキが見ごろとなっていて美しかった。一度、じっくり散策したことはあるが、復讐がてらで面白い。唯一面影が残るのは「和可菜」一角だけだが。 その後、靖国神社に向かうと、山口衆議院議員の事務所の建物が雰囲気があり、発見を喜ぶ。靖国神社は人もいなくて、新緑のイチョウ並木が美しかった。その後の北の丸公園は大正解。池端では小さい子を連れた家族がコロナ避難をしていた。モミジの新緑と苔が殊の外、美しかった。 4月14日火曜日 徒歩出勤 14日は天気も良くコロナ対策のため、徒歩で出社した。白山通りを通ると、学士会館前に日本野球発祥の地の碑があった。何とこの場所に東大の前身があり、外国人が伝えたのが始まりとのことだ。その後は竹橋に出て、外堀沿いを歩く。実に気持ちが良い。二重橋にも人はいない。最後は日比谷公園を抜ける。一時間強だ。 ![]() 15日は在宅勤務なので、始業時刻前に早朝散歩した。近くの善光寺坂を周回した。戦災にあったムクノキと寺のいちょうの新緑と八重桜が美しかった。17日は伝通院内を早朝散歩した。徳川家所縁の墓を見て独特の景観なのに驚いた。藤棚が見ごろで美しかった。 4月19日日曜日 土曜日は記憶に残る雨で荒天だったが、日曜日は快晴だった。朝8時半に出発し、真砂坂を通り、本郷一丁目辺りを探索した。文京区で最大巨木の大クスノキと懐かしい水道橋グランドホテルが学生の頃と変わっていないのが印象に残った。 壱岐坂、お茶の水坂に繋がる建部坂、白山通りに繋がる忠弥坂等初めての坂を確認した後、 本妙寺坂を目指し菊坂を越えて進む。桜蔭中・高の一筋東の道で満開の八重桜を愛でた。 本郷五丁目で求道会館や鳳明館森川別館の建物を見て、西片公園経由で、西片町教会を見て、 浄心寺坂を下る。白山の天丼の「てんや」で定食を食べて、寮に戻る。 25日土曜日 6時間半 快晴だったので、ママチャリで9時半に出かけた。本郷三丁目近辺で、まだ通ったことのない道を走り、湯島天神に立ち寄る。人はほとんどいない。男坂と女坂の間に昭和の建物が残っていた。御徒町の「てんや」で、ほうれん草のおひたしのついた天婦羅定食に「桜エビと玉ねぎのかき揚げ、たけのこを追加した。しかし小石川の「福屋」に比べたら雲泥の差だ。コロナが収束して、「福屋」で食べられる日を楽しみにする。 この後、隅田川テラスを目指す。テラスは自転車不可なので、厩橋袂に置き、隅田川テラスを河口に向けて歩いた。見どころは東京スカイツリー。コロナ休業している屋形船も止まっている。アサヒビール・橋とともに絵になる風景だ。 ![]() ![]() ジョギング者やベンチでくつろぐ人は多い。JRの総武線の橋を越えたところで行き止まりとなったので戻る。この遊歩道の良いところは、安藤広重の江戸名所百景等の浮世絵の陶板画があり、楽しめるところだ。浮世絵からは富士山だけでなく筑波山も見えたのが分かる。 自転車に再度乗り、駒形橋でスカイツリーを間近に見た後、向島百花園を目指す。途中、2000年発行の「東京を歩く」というガイドブックに掲載されている、青柳正家、志満ん草餅、長命寺桜もちの和菓子店が、道路整備で少し場所を移しながらも健在なのが流石だった。 コロナで閉園の向島百花園のベンチで、持参の柏餅を食べて一息入れる。不思議な時間だが、単身赴任の寂しさも感じる。白髭橋袂から隅田川左岸のサイクリング道路を走り、歴史的な常夜灯を見て、桜橋を渡り、右岸を走る。河岸の公営のプールは目の前にスカイツリーが聳え立ち、夏は子供たちでさぞにぎわうであろう。 最後に隅田公園のメタセコイアの新緑と満開のサトザクラ松山(しょうざん)とスカイツリーを写真におさめて帰路につく。稲荷町に仏壇屋が多いのを発見する。 流石に6時間走り回ると、足に来ていた。 |