SL快速みなかみ号(C6120の旅)

 


データ】     

2011年9月3日(日)曇り時々雨
7:15行徳 7:50上野 8:02上野駅発 9:50高崎駅着 9:57SL快速みなかみ号 渋川駅で乗り換え 水上駅に先回り 15:20水上駅発SL快速みなかみ号 16:22渋川駅着 16:27→40発 18:46赤羽駅着

メンバー
    単独
   


懲りずに、翌朝も最後の青春18きっぷの使用は、SLみなかみ号乗車としていたので高崎駅を目指した。このSLは、最後の空席一席であった。先日の会津若松への旅の途中、高崎駅で確認したときは、2席だったが、黒磯駅では1席だったので、あわてて買ったのだった。

SLは今日は運休しないということで、高崎を目指す。高崎駅に到着すると、復活したC61が止まっていた。大変な人だかりだ。私も一生懸命写真を撮り、渋川駅まで、立席で乗車し、機関車のすぐ後ろで、汽笛等を楽しむ。ぽーっという音の温かさ。私が小学生のころは、最後のSLブームで、朝日ソノラマ(ぺらぺらの透き通ったレコード)などを買い集めたのが思い出される。

































































渋川駅では、C61は、これからの上りに備え、点検で30分も停止する。このC61は伊勢崎市の公園に展示されていたのを復活したとのことだ。私は水上駅まで電車で、先行する。水上駅構内の陸橋で、2番線に入るC61を動画で撮ることにする。






















入線も良かったが、転車台は見ごたえがあり、その後、整備のために支線に入り、近くで見れたのがよかった。

観光協会で、案内を受け、利根川遊歩道から、日帰り温泉に向かったが、風雨が強くなり、 傘も壊れ、仕方なく、沿線のカメラマンのことを尋ねた女性に同乗させてもらい、駅に戻る。

しかし、これが正解で、連結に向かう力強いC61の姿を見ることができ、良かった。機関車と客車をつなぐ、客車の横に「つなげよう日本」のプレートがかかる。

帰りの渋川から同席した電車で、女性お二人が果実の山田洋二監督NHKスペシャル「復活」を見て、興味を持ち、水上行のSLに乗車したという。

父が録画していたので、後日、見ると、見かけはよくても、塗装を落とすと、痛みもひどく、よく復活したなぁと感心した。山田監督がSLの良さは鉄の重量感と言っていたが、よく分かる。この復活劇を見ると、和歌山市の岡公園のC57119は、屋根もあるだけでなく、78歳の田中さんが手塩にかけて手入れしているだけに、復元もC61ほどの難しさはないのではないかと思う。この台風の再興のためのシンボルとして、「くまの」のプレートを掲げる「貴婦人」の愛称を持つC57の復元をし、紀勢線を走らすことはできないものだろうかと真剣に思った。

C61はD51と重連したり、9月の連休には、秩父からのC58とも重連するという。C57のばんえつ号も7月に走ったとのことだが、近くであれば、再三見たくも思う。やはりSLはいい。人間味がある。

このC6120については、下記HPが詳しい

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84C61%E5%BD%A2%E8%92%B8%E6%B0%97%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A20%E5%8F%B7%E6%A9%9F

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