大山(弥山)・烏ケ山  1710b

 


データ】     

1997年10月18日(土)曇り後晴れ  歩行時間4時間30分
10月19日(日)快晴  歩行時間3時間

10月18日(土)曇り後晴れ  歩行時間4時間30分

4:55時宅発  5:50岸和田SA 6:43中国自動車道入口 9:15米子自動車道 9:54溝口IC 10:08下山キャンプ場駐車場  10:26夏山登山道登山口  11:52 6合目 12:32 8合目 12:52〜13:30弥山山頂  昼食   14:15 6合目 15:20登山口  16:00ホールサムイン皆生

10月19日(日)快晴  歩行時間3時間

8:00ホールサムイン皆生  10:00鏡ケ成 烏ケ山登山口  10:40  1230b地点 11:50〜12:40烏ケ山頂上  13:24〜30 1230b地点  14:00登山口  14:10〜15:00鏡ケ成国民休暇村入浴  15:40蒜山IC  17:10〜18:00加西SA  20:40自宅


駐車場
  大山寺駐車場

温泉
   ホールサムイン皆生

メンバー
   、A、I夫妻、K、S、U、O
   


紅葉を求めて秋の大山へ。2日目は大山の好展望地烏ケ山へ。2日目はヤマケイJOY(1997年夏増刊号P167オラが山里大自慢)に紹介されたコースを忠実に実現することを目指す。

早朝出発。登山靴を忘れて引き返すというトラブルがあったものの、ほとんど遅れず、岸和田SAで全員集合。途中、天気予報に反して、時雨たが、登山口に到着する頃には晴れてくる。夏山登山道は、ブナ林の中を通り、気持ちいいが、道が整備され過ぎ、階段が多く、その幅が高いので、登りづらい。ブナ林も黄葉し、秋一色である。6合目避難小屋(1360b)に到着すると、視界が開け、北壁が間近に迫る。崩壊が激しい。8合目を超えると、天然記念物の大山きゃらぼくの群落が広がり、その間を縫う木道を歩む。途中、写真を写すとき置いたザックが転がり、危うく崩壊した沢の底まで落ちていきそうになり、ロープに引っかかり助かる。

山頂は、ガイドブックで読んでいた通り、崩壊が進み、草地もなくなり、植樹をしている。折角なので、進入禁止の剣が峰への縦走路に少し入り、剣が峰をバックに記念撮影をする。ガスがかかってきたので、昼食をほどほどにし、下る。

宿泊は皆生温泉。何種類もある温泉を十分に楽しむ。夜は酒も入り、雨の日の登山も本当に楽しいかの議論。

1997年10月19日(日)

コンビニで昼食を買い、鏡ケ成へ。途中、一の沢、鍵掛峠で晴れ渡る大山南壁と紅葉の写真をとる。天気と紅葉に恵まれ、絵はがきにも負けない写真が撮れる。途中、烏ケ山が鋭い山容を見せ、登高意欲をかられる。

登山口と駐車場所も無事見つかり、登山開始。紅葉の中、何カ所か急登はあるものの快適な登山。1230b地点で休み、少し行くと、どこかで見たことのある女性とすれ違う。ヤマケイOYでこの山を紹介した倉敷市の永嶋三峰さんに似ているので、通り過ぎた彼女に声をかけてみるとまさにその通り。本と同じサングラスにバンダナ姿なので分かった。事情を話すと大変喜んでくれ、彼女も初めてのお母さんを連れ、登ったとのことであった。

稜線に出ると、やせ尾根で怖かったが、何より大山の絶景に感動。目の前にある烏ケ山の山頂とそれに重なる紅葉の大山。しかし、烏ケ山山頂への道は垂直に見える。どうして登るのかと考えてしまう。I氏は何とここに留まるという。高所恐怖症なのだ。奥さんのみ山頂に向かうことに。ベテランのS氏やO氏に指導してもらい、鎖場と岩場を何とか通過。山頂に。山頂の岩によじ登ると圧倒的迫力で大山が迫ってくる。快晴の大山、裾野は一面ブナの黄葉。それに烏ケ山山頂のななかまどの赤い実が彩りを添える。すばらしい。そうしているうちに、I氏も登って来た。なんてことなかったの言葉に笑いが起こる。全員登れてよかった。

ここで昼食。ベテランはフランスパンにピーナッツバターやはちみち等おしゃれだ。景色を堪能し、元来た道をもどる。車のワイパーに永嶋氏の手紙が添えられいて、一同盛り上がる。JOYで永嶋氏お薦め通り、鏡ケ成国民休暇村で入浴し、蒜山でアイスクリームを食べ、帰途に着く。


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