段ヶ峰 1103m フトウガ峰 1082m 達磨ヶ峰 912.7m 

 


データ】     

2001年11月24日(土)快晴  歩行時間4時間
6:00自宅江 6:30Iさん宅 コンビ二 7:01阪神高速泉佐野IC 8:22〜27播但自動車道姫路 9:08登山口(旧生野荘前)(200km) 

9:15スタート <30分> 9:45達磨ヶ峰の肩 <13分> 9:58〜10:08達磨ヶ峰 <15分> 10:23コブ<47分> 11:10〜17フトウガ峰 <33分>11:50〜12:42段ヶ峰山頂 12:51二等三角点スタート <29分> 13:20〜28 <41分> 14:09コブ <11分> 14:20〜30達磨ヶ峰 <7分>達磨ヶ峰の肩 <14分> 14:51ゴール 計240分

 15:00出発 15:35姫路バイパス 16:27阪神高速摩耶 17:23泉南IC 18:10〜20Iさん宅 18:40自宅 
   


駐車場
    旧生野荘跡  15

メンバー
    Iさん、Mさん
   


近畿百名山43座目。昭文社の関西の山歩き100選を見ていて、稜線歩きが楽しそうな段ヶ峰とする。不思議な山名の由来は、昔は倉谷川の倉谷最高峰だったので、倉谷山と呼ばれていたが、912mの達磨ヶ峰(段ヶ峰)を地形図に誤記したところからその名が一般化したと言われているそうだ。


生野ICを出て右折すると新しいトンネルがあり、抜けるとすぐにゴルフ場への入り口があり、右折して更にすぐに左折して上がる。道筋の紅葉が美しい。左手にゴルフコースが見えると、右手に小さな段ヶ峰登山口の標識がある。ダートの旧国民宿舎生野荘跡が駐車場となっている。建物が取り壊され、ダートだが、10数台止められるようになっており、既に10台近くが止まっていた。ナンバーは姫路や大阪が多かった。クマに注意という標識と生野高原全体の大きなコース案内図があった。


ガイドブック通りの急登を登ると、笹が刈り取られ、歩きやすかった。急登も一定の傾斜なので登り易かった。最初左手に見える山が、段ヶ峰だ磨ヶ峰の肩という真新しい標識があり、何人か休んでいた。達磨ヶ峰まで10分という表示なので、山頂で休むこととする。展望の良い尾根歩きで、快適である。すすきの切り開きを少し登ると、達磨ヶ峰の山頂で切り開かれていた。水分補給とみかん等を食べる。真下に見えるゴルフ場はグリーンのみ緑で冬枯れていた。フトウガ峰まで90分という表示なので、急ぐ。


コブを2つ越えるが、最低鞍部付近には左の林道に下れる表示もあった。右手は伐採跡であり、ヒノキの植林を抜けると、気持ちの良い自然林となった。落ち葉の道を上り詰めると、笹とアセビの道となり、傾斜がゆるやかになると、オブジェのような岩もあり、庭園風で歓声を上げたいような道だ。



フトウガ峰では、既に昼食を作っていた人達がいた。展望の良い高原で笹が低く、あちこちにアセビが蕾をつけて点在していた。段ヶ峰までの稜線が美しい。少し下がって、ほぼ平坦な稜線の道を散歩気分で歩く。こんなすばらしいコースがあるのかと感激である。フトウガ峰から段ヶ峰までの斜面はすべて自然林で紅葉の頃だとさぞ美しいだろうと思われる。山頂手前には、先の台風で倒れたという避難小屋跡があった。たどり着いた山頂には、浅尾氏の記録通り、小さな松2本があり、アベックが1組と足袋姿の70歳を越えると思われる人等数名がいた。松ノ木の横の石のある展望の良い場所を確保する。ビール、稲荷寿司、チキンラーメンの昼食をとる。雲一つない正真正銘の快晴の下、暖かく、風も適度で本当に気持ちが良い。山頂下には、松の木が多く緑が美しかった。休んでいると、また1組若いカップルが来たので、Mさんが声を掛けていた。


小1時間休んで、人がいる近くのピークに行くと、2等三角点があり、先の老人により山座同定ができた。左から後山、三室山、氷ノ山、但馬妙見山、右手に千ヶ峰、笠形山が見えた。帰りも、上り返しも大したことはなく、快適に戻る。最低鞍部近くで、左手の山から銃声が2発聞こえ、驚かされる。すすきの刈り跡の下りは滑り易く、気を使う。達磨の肩からの急な下りも快調に下り、思っていたより早く登山口に戻る


帰りの道は、生野ICに上りはなく、神崎北から高速に乗る。須磨と名谷間が3km、泉佐野からの渋滞があったものの、順調に帰り着いた。また、紅葉の季節に家族とでも訪れたいコースであった。 


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