八幡平  1613.3m

データ】     

2004年7月30日(金)晴れ 1時間13分

3:00見返峠 <10分> 13:10〜20鏡沼・めがね沼(八幡平山頂0.3km・見返峠0.8kmの標識) <3分> 13:23八幡平山頂0.1km・ふけの湯5.5kmの標識 <2分> 13:25〜33八幡平山頂 <3分> 13:36〜48ガマ沼 <4分> 13:52陵雲荘(源太森1.1kmの標識) <8分> 14:00見返峠駐車場分岐(黒谷池2.0km、駐車場1.7kmの標識) <7分> 14:07源太森分岐(黒谷池1.4km、八幡平山頂1.6kmの標識) <2分> 14:09〜14源太森 <7分> 14:21見返峠駐車場分岐 <18分> 14:39周回路合流(八幡平山頂0.8km・見返峠0.6km・源太森1.6kmの標識) <9分>14:48見返峠

15:13発 15:50〜16:45八幡平温泉館 森乃湯(見返峠から24km)18:00岩手山登山口馬返駐車場(森乃湯から33km)

駐車場
  見返峠駐車場(410円、多数、少し先に無料駐車場)

温泉
   八幡平温泉館 森乃湯 (500円 シャンプー等有)
  *少し戻るが、お勧めは後生掛温泉または蒸の湯温泉


メンバー
   単独
   


鶴の湯温泉からは、何箇所かで晴れ渡った秋田駒ガ岳の勇姿が見れた(左の写真)。信号の少ない道を快調に走り、アスピーテラインに入る。残念だったのは、適当な昼食場所がなかったことだ。八幡平ビジターセンターでハイビジョン映像を見て気持ちを高める。蒸ノ湯温泉奥の沼が花の百名山のタチギボウシで有名なので立ち寄ろうとしたが、蒸ノ湯から奥への道が分かりづらかったのであきらめ、見返峠に向かう。峠手前に展望所があり、岩手山、秋田駒ケ岳、月山、鳥海山、森吉山すべてが見渡せ感激する。

 

見返峠は有料駐車場(410円。しかし少し先に無料の大駐車場もあった)だった。お腹が空いていたが、レストハウスはご飯類が売り切れなので、これはご飯がなくなったのだろうと予想し、周回後にかける。

 

時計回りに八幡平山頂を目指すと、これは遊歩道で、観光道である。すぐに左にクボ地があり、遅くまで雪が残るという。鏡沼からは秀麗な岩手山がのぞめた。めがね沼もすぐ隣で、ニッコウキスゲがいくつか咲いていた。

 

八幡平山頂はアオモリトドマツの樹林帯にあり、木製の展望台がある。上ると岩手山、早池峰、秋田駒ケ岳、森吉山がのぞめた。

 

さらに進むと、クルマユリが見頃で、ガイドブックによくある八幡沼の大展望が広がった。すばらしい景色だ。陵雲荘あたりからは、木道が続く。湿原の中の快適な道だが、この季節は花が少なく、リンドウが印象に残った。

 

小高い源太森からは、秋田駒ケ岳の横に鳥海山も見えた。来た道を戻り、八幡沼手前の分岐を左手に駐車場方向に進むと、意外にもワタスゲも盛りで、ニッコウキスゲが群落をなし、いいルートをとったと喜ぶ。

 

しかしランニングをする人があり、何もこんなところでと思う。周回路との合流地点には立派なトイレもあった。

 

レストハウスでは期待通りごはんものも復活しておりお奨めの岩手牛のスジ肉入りの源太カレーを食べる。なかなかうまかった。

 

温泉は八幡平温泉館森乃湯とした。露天風呂もあり、そこから「かっぱの宿 素泊3000円」の文字にひかれる。悪い風呂でなかったが、見返峠から少し戻って蒸ノ湯かさらに戻って後生掛温泉の方がよかったかもしれない。

 

コンビニで、発泡酒、夕食の冷やし中華、明日のおにぎり、凍結した飲み物、ロックアイスを買い込み、岩手山登山口の馬返に向かう。

 

広大な駐車場には古川学園のバス2台と車が5・6台しかなかった。薄暮の中、古川学園の生徒が皆元気に下山してきた。その後さらに男性が4人下ってきた。一人が足を痛め遅くなったようだ。

 

残ったのは車3台。駐車場の上部はすばらしい無料のキャンプだ。トイレも炊事棟も美しい。4張あったので、持参のテントを張ることを思うが、少し傾斜になっているのと、雲が多く雨に降られたら、テントをたたむのが億劫で、結局、前夜と同様、車で寝ることにする。

 

標高は600m強なので車内は涼しくないので、外で冷やし中華や発泡酒の夕食とする。ラジオの天気予報を聞きながら、これはこれでいい環境だ。台風は大丈夫のようだが、念のため富田室長に電話する。

 

車に戻ると山形ナンバーのクラウンが横に止まる。50歳半ばと見られる男性一人だ。「明日の朝登るのか」聞かれる。彼はご来光を見たくて深夜に出かけるか悩むが、空を見て、自分も朝発にするといっていたが、9時前にライトもつけずに出発していった。私にはその勇気はない。



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