大峰山(八経ケ岳) 1915b |
【データ】
【駐車場】 |
天然記念物のオオヤマレンゲの花を求めて、近畿最高峰八経ケ岳へ。天候は梅雨明け宣言こそまだだか、晴れ。朝の国道24号は空いていて、予定通り登山口に着く。駐車場でテントを張っている人もいる。奥駆けとの合流となる稜線までの小1時間までは急登。ヒメシャラの木とシャクナゲが目立つ。シャクナゲは本数の割に今年咲いた跡の見られる木は少なかった。ベテランのA氏に歩幅を小さくして歩くことを教わる。実行してみると楽である。稜線から聖宝の宿までは、快適な散歩道。聖宝の宿を超えて再び、急登。大平洋高気圧でないせいかすがすがしい。ブナ等の自然林が心を慰めてくれる。また、特徴ある山容の大普賢岳もはっきり見える。オオヤマレンゲも何本かあったが、鹿の食害で樹勢が弱り、花はつけていなかった。
花に満足して、八経ケ岳山頂へ。錫杖をつかんで、記念撮影。頂上からは、弥山小屋の向こうに大普賢岳、南に目を転じると、釈迦ケ岳が見える。眺望に満足し、弥山小屋前で昼食。この小屋は、数年前に皇太子殿下が登山されたからか、びっくりする位立派な小屋である(事実は建て替えられたのは、その後のこと)。トイレは有料(100円)である。昼食のA氏の手作り弁当には参った。我々がシェフと呼ぶ料理自慢だが、この日は、冷蔵庫にあったもので作ったというものの、どれも私が食べたことのない料理でおいしい。途中、西吉野の温泉郷きすみ館に入り、すべてに満足した山行となった。 |