百里ヶ岳 

 


データ】     

2001年12月8日(日)  歩行時間3時間46分
5:44自宅 6:00I氏宅 コンビ二 6:25泉南IC 7:20〜27桂PA 7:35京都東IC 8:12県道783号 8:45小入谷(195km) 

9:00スタート <10分> 9:10百里新道登山口 <65分> 10:15〜20P805 <17分> 10:37シチクレ峠(南谷分岐) <8分> 10:45県境尾根分岐 <23分> 11:08〜12:24百里ケ岳山頂 <20分> 12:44県境尾根分岐<23分> 13:07〜14根来坂峠 <13分> 13:27林道 <33分> 14:00大倉谷出合 <14分> 14:14ゴール小入谷 

14:18出発 14:46R367 15:40〜50桂PA 17:15I氏宅 17:40自宅


駐車場
  路肩

メンバー
    Iさん夫妻
   


近畿百名山も45座目となる。滋賀と福井の県境であり、早めに出発する。本来、昨日行く予定であったが、仕事で延期したが、仇と出て、京都を過ぎると、雲が厚くなり、本格的な雨である。Iさん夫人がIモードで確認しても、大津は曇り時々晴れで降水確率も20%なのに、雨とは。何とか上がってくれないかと願い、県道783号に入る。


想像だにしていなかった細い道で対向車がないことを願い走る。途中、朽木村渓流魚センターにはたくさんの釣り客でにぎわっていた。生杉で道を確認し、小入谷のバス停に着く。雨は幸いにも上がり、青空さえ見え出した。小入谷越に置くか考えたが、周回なので、路肩に置き、越に向かう。



橋を渡ると百里新道への標識があり、細い沢沿いの道を歩く。丸太橋を渡らず、行き過ぎ、戻り、丸太橋を渡り、小道を進むと小入谷越に着いた。Pとなる空き地があったが、車はなかった。標識に従い、左上への登山道を登る。尾根を忠実に歩む道は、自然林で落ち葉がたっぷりである。左手には、帰りに歩む林道が見える。しかし、山肌が痛々しい。そう急でない道を登ると、右手に美しいピラミダルな山が見え、目指す百里ケ岳かと思ったが、後で分かったが、木地山であった。P805で休み、少し進むと、シチクレ峠手前のやせ尾根で、百里ケ岳が見え、琵琶湖まで遠望できた。いのししの足跡やヌタ場もあったのは、自然の豊かさを感じた。少しで南谷への分岐の標識があるシチクレ峠に着いた。驚いたことに雪が残り、登るにつれて多くなった。


更に10分足らずで、根来坂峠からの道と合流する。杉林が途切れると、ぶなの自然林と笹が生える急登となり、あえぎながら一上りすると開け、山頂であった。大きな山名板や三角点があった。少し前に切り開かれたようで、ガイドブックと異なり展望がきき、日本海も見えた。周りの山々も積雪しており、山頂も雪で覆われていたので、銀マットに荷物を置き、木株で調理する。ビールをほどほどに熱燗とめざしで盛り上がる。しばらくは誰もいない山頂であったが、一人だけ上がってきた人がいた。粉雪が舞い、冬空で静かな雰囲気には青空とは違う冬の到来を確かに感じる趣があり、うれしかった。1時間以上いたが、足先等余りに冷たくなったので、出発する。


下りを慎重に進んだ後、根来坂峠への道は、上り返しで酔っ払いには辛い。池田氏は眠りながら歩いている。左手に林道が見え出すと、根来坂峠で、鯖街道の最初の峠とのことだ。紅をさしたお地蔵様のお堂と大きなぶなの大木がある静かな場所だが、すぐ下に真新しい林道が見え、興ざめだ。下ると、林道にでそうででず、巻いた後、林道に降り立った。左にしばらく林道を進むと、左に入る旧鯖街道があり、3回林道を歩いた後、登山道を下りると、大倉谷出合の林道に降り立った。旧鯖街道は雑木林が美しいが、新しい林道は景観も台無しにしている。何に使われるのだろうか。渡渉2回というガイドブックの表示は、どちらも小さな堰堤で、1回目は、丸太橋が横についていたが、かえって滑りそうなので、渡渉し、2回目は、板の上を歩いた。ほどなく車のところに戻ると、再び雨が降り出した。3台止まっていたが皆百里に登ったのだろうか。名神は渋滞もなく、早く帰宅できた。



  HOMEへ