生駒山 |
【データ】
【メンバー】 |
雪の山に行きたかったが、今週も金曜日の夜は、ドクターストップによりアルコール抜きの二次会おつきあい、土曜日も所要があり、チャンスは日曜のみとなった。 自宅からの距離を考えて、いろいろ考えたが、なかなかその気になる山はなく、日曜日朝起きてからも、ついついオリンピックのラージヒルを見たりして、時間をつぶしてしまった。 せめて、まだ行ったことないルートで思い、生駒駅付近から生駒山を直登することにした。妻と生駒駅近くのイタ飯屋で昼食を食べてからと思ったが、店は満席で、遅くなりすぎるので、妻のおにぎりを持って、県道237号をとぼとぼ登る。 237号が大きく右に迂回する辺りで生駒ケーブルの踏切を渡り、山水苑の前を通り、宝山寺の表参道に出た。大きな鳥居があり、地図にある通り、階段道が続いた。 ![]() ![]() 階段は新しく近年整備したのであろうか?何より、ケーブルや車道はあるものの、このような傾斜地に家々が連なり、また、旅館も多いのに驚いた(昔、花街で、今も名残があることは、この記録を書くに当たって各種HPで知り、納得した)。 ![]() ![]() たくさんのボーイスカウトの子供たちも下りて来たので、良い訓練なるのだろうなと思う。 風情のある雰囲気の旅館は、「津ぼ美」、「たき万」。また、旅館を改造したcafeの「ナイヤビンキ」も面白かった。振り返ると、生駒の町が見渡せ、何か遠くを旅しているような、旅愁をかきたてられるのが不思議だ。 先に地図があったので、確かめ、宝山寺に向かうと、巨大な鳥居が出迎えてくれた。思ったより、広大且つ多数の建物があり、驚いた。 ![]() ![]() ウィキぺディアによると、真言律宗の大本山で、生駒聖天とも呼ばれ、1678年に湛海律士によって開かれたという。江戸時代には商売の神様として、大阪庶民の信仰を集めたと言う。本堂、聖天堂や多宝塔など順に参り、奥の院までたどり着いてから、大師堂手前の標識に沿い、ケーブルカーの梅屋敷駅に向かう。数分でたどり着き、古びたケーブルの駅に風情を感じる。 ![]() ![]() ここから案内に従い、石畳で整備されたハイキング道を山頂に向かう。コンクリートのあずまやを過ぎ、階段道を上り、生駒山上遊園の駐車場を過ぎ、さらに階段を上りきると、ケーブルの山頂駅で、山上遊園地の敷地内に入る。 遊園地は冬季休園中だが、入れたので、一等三角点のあるミニSLの遊具を目指す。折角なので、低い入り口の扉を越え、一等三角点にタッチしした後、警備の人にきっちり注意されてしまった。公共物に触れる工夫をしてくれたらいいのにとぐちる。 帰りは、表参道を下ろうと思っていたが、何故か東側の門前公園に出てしまったので、そこから参道に戻り、生駒駅まで向かう。桜の古木が続く道で歴史を感じた。 さすがに歩き足らないので、自宅まで、小一時間歩き、17000歩の歩数となり、少し運動になったかなと満足した。 |