磯砂山(いさなごさん) 661.0m |
【データ】
【駐車場】 |
ホテルに帰り、朝食を済ます頃には快晴となったので、先ず白砂青松の小天橋を見物する。砂浜は見事で風が強く、波立っていたのも風情があった。天野橋立に行く途中に磯砂山があるので、家族の理解を得て立ち寄ることにする。 国道312号の丹後海陸交通の大路口バス停前を右折する(西から来た場合)。天女の里の大きな看板があり、小さく「磯砂山登山」と書かれている。 数kmで天女の里の新しいキャンプ施設があり、さらに数kmで羽衣茶屋と呼ばれるトイレ施設と東屋があり、広場からは林道が2方向に伸びているが、車止めのある右手の林道を進む。次女が付き合ってくれるのでありがたい。 急な舗装道を進むと、数分で登山口だ。「頂上まで1010段」「京都府の自然200選」の標識が立つ。1010段は、天女の「天」にちなんだものだそうだ。 登山道はガイドブック通り、木のチップが埋め込んであるのがありがたかった。峠に出る手前は道が崩れ、ブルーシートでこれ以上の崩壊をふせぐようにしていた。 次女は喘息体質もあり苦しいようだが、女池分岐を過ぎ、「山頂まで780段」の表示や「あと500段の表示」、「あと250段の表示」をはげまし、登る。山頂に近づくと、「南妙法蓮華異郷」の法塔を通過すると、山頂は近い。 ガイドブックによると、「山頂は天女が舞い降りたという伝説から「てんてん広場」と名づけられ、公園として整備されている」とあるように、弁当でも広げたいいい景色だ。一等三角点の近くには、「日本最古の羽衣伝説発祥の地」を記したモニュメントがあった。 展望台には望遠鏡もあるので、次女も天橋立がよく見えると言って喜ぶ。また久美浜湾や大江山も見える。ゆっくりしていたいが、下で待つ妻と長女のために駆け下りる。 帰路、天橋立に向う途中、オーバーヒート気味になり、駐車場で調べるとラジエターに亀裂が入り漏れていた。駐車場の管理の人がガソリンスタンドに勤めていたとかで適切な処置をしてくださり、何とか和歌山まで帰れた。 めげずに傘松公園までリフトで上ると、最高の天気に恵まれた天橋立を見ることができた。さすが日本三景である。それにしても股のぞきは老若男女とわずにチャレンジしている。それを2階のレストランから眺めつつ昼食とした。ちなみにここのレストランは景色がすばらしい上に、安くて美味かった。 |