一徳防山 541m  

 


データ】     

2003年10月5日(日) 晴れ 2時間29分
7:23加太線中松江駅 7:46淡輪駅

9:13ナメシ谷林道分岐スタート <5分> 9:18日野登山口 <19分> 9:37金剛・葛城山展望 <28分> 10:05NO14鉄塔 <3分> 10:08見晴岩 <4分> 10:12鉄塔<7分> 10:19乗越 <14分> 10:33〜39一徳防山山頂 <6分> 10:45檜尾コース分岐 <5分> 10:50〜11:58三角点 <5分> 12:03檜尾分岐 <9分> 12:12観音講山 <21分> 12:33二ノ坂峠(日生長野南ガ丘分岐) <3分> 12:36大ザオ谷林道 <20分> 12:56ゴール

13:01出発 14:23南海尾崎駅着 14:43尾崎発急行 15:12加太線 15:25中松江


駐車場
   ナメシ谷林道分岐路肩

メンバー
    Iさん
   


秋らしいさわやかな気候の日が続く。Iさんと来週の東北山行の足慣らしに「一徳防山」を目指す。土曜日もお互いに飲み会があったので、アプローチが近いのが良い。淡輪駅で池田さんにpick upしてもらい、R26からR170を進む。Iさんが道路地図を細かくチェックしてくれていたので、R371から南花台の浄水場までも迷わず行けた。この手の山のアプローチには、詳細な道路地図が必須だ。


浄水場近くの路肩に止めるが、山と渓谷社の「関西の山250」の取り付きとPは、まだ先なので進む。ガイドブックでは林道分岐を過ぎ大ザオ谷の林道の先にPマークがあったので進むが適当な駐車場所はなく、Iさんが手馴れた運転でバックで分岐まで戻る。分岐の路肩には既に1台止まっていたので、その前に止める。スペース的にはせいぜい2台なのでガイドブックにPと記すのは疑問である。


早々に準備し、日野登山口に向かう。右に林間に隠れた池を見ながら進むと、集落があらわれ、少し進むと、「河内長野市テクルート」という標識があり、標識に従い左折する。この案内標識と同じ者がここからルート上の要所にあった。「← 一徳防山・滝畑 日野→」という案内である。近くの田の借り入れは天日干しでIさんは機械よりずっとうまいと言う。コンクリートの道を進むとほどなく左の山道に入る。深く掘れ込んだ場所も多かった。植林の中を進むと、左側に切開きがあり、展望が開け、金剛山から葛城山の山並みが見えた。


植林の中にも、ホトトギスの花とミズヒキソウの花が咲き季節感はあった。期待の展望は得られなかった見晴岩を過ぎ、鉄塔を過ぎ下り気味に進むと、大ザオ谷との分岐である乗越であった。ここの標識には誤りがあり、十字路には、「一徳防山と滝畑」が相変わらず、並列で書かれ、右下に下りるようになつているが、滝畑は正しいが、一徳防山は直進が正しい。気づいた人がマジックで×と記していたが薄いので見落とす危険がある。分岐では再確認の必要があることを知る。


ここからは関電の巡視路特有のプラスチックの階段であったが、土が流れ、滑りやすい箇所が多い。あかまつの多い道にまつたけがないかなと話す。たどりついた山頂からは、関空方面が見えた。一徳防山は、徳のある坊さんが住んでいたことにちなむという説があるそうだが、それでは「防」の字が違う。ガイドブックに、山頂の先に見晴らしのいい場所があるというので進むと、崩壊地であるが、岩湧山のかやとや逆側にPLの塔が見える大阪平野が広がる場所があった。


しばらくして分岐があり、左に「経塚巡行」と書かれていたが、どうやら「檜尾ルート」のようだ。ほどなく、鉄塔があり、左上に三角点があるのではと思い、上ると三等三角点があった。期待通りの展望で、500m強の標高とは思われないるここでゆっくり昼食とする。久しぶりにのんびりし、ビールがうまい。


下りは分岐から檜尾ルートを進む。尾根気味の道が進むと、植林帯から九十九折に下る。二ノ坂峠で日生長野南ガ丘方面を分け、左に下ると林道であった。左に沢があり、右手に水場もあったが、Iさんが飲むのをためらったので私も口にしなかった。家族で稲刈りをしている風景にいい教育になりますねと話す。Iさんと雑談をしながら進むとゴールはすぐであった。


南海尾崎駅から乗車すべく向かうと秋祭りでたくさんの山車が出てにぎやかであった。写真を撮っているうちに電車が出てしまい待ち時間が長くなったが、秋を感じるいい時間となった。



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