甲斐駒ケ岳 |
【データ】
【メンバー】 |
目覚めも良く、朝食をしっかり食べ出かけた。ヘッドランプで道に迷うことはないと矢吹さんは言う、これで2時間は下より早く行動でき、下山バスは混まないと言う。![]() ![]() 岩石帯の道は、さすがにヘッドランプでは歩きにくかったが、仙水峠に無事に着いた。何人もご来光を待って、三脚をたてている人も多い。空はやけてきたが、ご来光は雲の中。あきらめて、駒津峰に向かう。覚悟していたとはいえ、やはり、急登。標高100m毎に小休止することで、ばてることなく、K夫人もうまく登れた。 ![]() ![]() 途中、仙丈の展望が見え(上の写真)、振り返ると、鳳凰三山の地蔵岳オベリスクの後ろに冨士山が見える(右上の写真)絶景に元気をもらった。それにしても元気な若い女性の団体がいたり、フランス人の男性3人組が早くも下山してきたりと多種多様で、17年前とは雰囲気が違う。(以下、写真順に、中央アルプスと御嶽、白山。2番目は鋸岳と乗鞍岳、槍ヶ岳・穂 ![]() ![]() ![]() ![]() 傾斜が少しゆるやかになり、ようやく駒津峰にたどりついた。今日も好天で展望が素晴らしい。 17年前に、眼前の甲斐駒を見て、I先輩が、「どういうルートで登れるんだ、俺はやめる」とおっしゃったのが、懐かしい。確かに直登ルートとの分岐までも、やせ尾根で、過去の記憶より疲れた。そして仙丈と異なり、鎖の類はない。花崗岩の砂礫地に出ると、気を使うところはないが、足を少し取られ、喘ぎながら登る感じだ。 ![]() ![]() 摩利支天の分岐後は、特にへろへろ状態だ。花も、イワツメクサぐらいしかない。何とか最後の岩をよじ登り山頂に着いた。沢山の人だ。ひと足早く着いたK君は、写真どりに忙しい。私も360度一通り、撮り終えてからくつろぐ(下の写真は、山頂からの八ヶ岳、2番目は、乗鞍岳から妙高山までの大展望)。 ![]() ![]() 下りは、駒津峰までが渋滞もしたが、無事にたどり着き、名残惜しく大展望を堪能した。K夫人も仙水峠まで苦労しつつも無事に下山した。それにしても岩石帯が長いの驚く。さすがに地震が来たら、たまらない。 ![]() ![]() 仙水小屋に預けていた荷物を取りに立ち寄ると、屋根まで使って、ふとんを干していた。地下からの美味しい5℃の水をたっぷりいただき、生き返る。 ![]() ![]() 次々と歩荷に出かける小屋スタッフほ見送り、我々もバス停に向かう。途中、上半身、裸で、歩荷する矢吹オーナーに出会い、御礼を言う。おそらく、刺身用の魚を主に運ばれているのだろう。 ![]() ![]() バス停は、定時の13時が出た後、20分近くたつと、定員、28名が揃ったので、臨時が出た。帰りのバスも、花の紹介等、運転手の話が面白い。 下界は、恐ろしい暑さで、バス運転手お薦めの「仙流荘」で汗を流した。温泉ではないが、露天風呂もあり、十分だ。早い夕食は、「仙流荘」にあったパンフレットにある、伊那IC近くの「みのやさくら亭」に入った。ソースかつ丼と大盛り蕎麦のセットが絶品で大満足だった。 中央自動車道は、やはり小仏トンネル辺りから、渋滞していたが、K君が頑張って、運転してくれ、楽をさせてもらった。 来週末は、毎日新聞主催の「高野山夏季大学」。夏らしい行事が続く。楽しみだ。 |