笠形山 |
【データ】
【メンバー】 |
関西百名山、近畿百名山も90数座になりながら、昨年7月以来、停滞していたので、そろそろと気になっていた。![]() ![]() ←<車道終点の駐車場> <車道終点の登山口>→ 週末は、二日とも好天気の予報となったが、金曜日の夜にJALの名人寄席が当選し、妻と、なんばグランド花月で、仁鶴・八方・きん枝の落語や宮川大助・花子、大木こだま・ひびきの漫才を楽しんで帰ったので、土曜日はパスとなった。 ![]() ![]() ←<笠形神社>→ 当初は、半作嶺を考えていたが、妻が雛祭りで、散らし寿司を作ったので、神戸の長女に届けるべく、笠形山を狙うこととする。両方に選ばれている笠形山は、氷瀑した扁妙の滝を見て登頂をと考えていたが、時期を失してしまっていた。 三宮で長女を待ち、送り届けた後、寮で一眠りする。人間には、体内時計があり、何時に起きようと思うと、結構な確率でその通りに起きることができるとの本を読んだことがあるが、今回もうまくいった。 ![]() ![]() ←<笠の丸への道> <笠の丸>→ 宝塚までは何度も信号にかかるが(暴走族防止のため、わざとそうしているのか?)、順調に走り、夜間早朝割引の利く6時前にICを通過する。赤松PAと社PAで道を確認し、滝野社ICで下りる。 ネット情報によると、ここで下りるのがリーズナブルなルートだ。カーナビ頼りに、175号から滝野市街の標識を左折する。県道34号も2車線がほとんどで走りやすい。船坂峠のトンネルは新しく、出るとすぐに笠形山登山口の標識があり右折する。その先の分岐を左に進む。対向も難しい幅の道だ。 分岐の手前右手には、笠形山の登山者用駐車場というのがあり、20台近く止められそうなスペースがある(帰路見ると数台止まっていた)。大鳥居の手前の駐車場も5台程度止められる。 ![]() ![]() ←<笠の丸から山頂> <笠の丸から山頂への道>→ ここから先は、新しい獣進入防止柵があったが、開閉OKのようなので、そのまま進む。しかし、道は、舗装されているが、舗装部分は車幅ぎりぎりで、対向車が来たらお手上げだ。自動車学校のS字カーブの練習みたいと思いながら進む。 早くも一人上って行った。休み堂にも駐車スペースがあるが、まだ先に行けるので、急な上りのカーブの続く道を慎重に進むと、400mほど先で、車道は終わった。その先には登山道がないので道を間違えたのかとあわてて振り返ると左上に東屋があり、そこが登山道となっていた。笠形神社まで15分の標識もある。 ![]() ![]() <山頂にて> 鎖で閉ざされていてダートの道だが、車も通れる幅がある。ただし、鎖の車止めがあり、4WDでも進めない。15分との標識であったが、10分足らずで神社に着いた。うっすら雪も残り風情がある。ネット情報によると、1400年前、天竺の僧、法道聖人が笠形山の神々しさに触れ、精舎を造営し創建されたとのことだ。 拝殿と3つの社がある。次女からの頼みごとを願う。また、ここには、昭和34年姫路城補修の心柱となった檜の記念碑もあった。雪道はばりばりと音をたてる。植林帯を進むと10分ほどで水場があり、かやとの切り開きに出た。 ここにはしっかりしたベンチもあり、展望もきく上、上方の笹原が美しい。わずかで仙人滝との分岐で、ここには笠の丸まで15分、山頂まで40分の標識もあった。ここからは、階段で、帰りに数えると、180段、100段、60段、80段計400段強であった。 ![]() 先行者は、最初は階段を歩まず、左の脇を進んだようだ。雪の足跡で分かる。笠の丸には、 東屋とトイレがあり、あせびの向こうに笠形山山頂が見える。 ここからは積雪の雑木林が美しい道だ。すぐに単独行者に出会う。行きの車で追い越した人のようだが、早下山とは。こちらが先行していると思っていたが。少し下った後、上る。笹の切り分け道になると山頂は近い。山頂には、東屋が2つもあるが、一つは屋根が破壊されていた。一等三角点に触れ、360度の展望を満喫する。快晴の中、山頂独り占めは実に気持ちがいい。 近くに千ケ峰、西北西の段ケ峰は雪で真っ白だ。展望と朝食のJALの寄席でもらった焼き鯖寿司を堪能し、下山する。笠形神社で上りの人に出会った後、車で下山途中に数組の人に出会ったが、対向車がなく、ほっとする。 私の止めた場所には駐車車両はなく、大鳥居に数台、笠形山登山者駐車場に数台止まっていただけで、バスで着いたばかりの人も一人いた。 ナビで福崎町野外活動センターを設定し、向かう。20kmほどだ。 |