国見山285m・交野山341m |
【データ】
【メンバー】 |
GWも引越しの残件や和歌山に帰省する必要もあり、近くをと考える。前から気になっていた生駒山縦走コースを調べると、JR学研都市線の津田駅が起点で、信貴山まで紹介されているので、健脚は一日だろうが、私ならどの程度かと、最短、自宅までと決め、チャレンジする。資料は山と渓谷社の関西の山250の交野山とネット情報だ。 四條畷駅でのつながりの良い四條畷市のコミュニティバスに乗る。200円と低料金だ。それもあってか休日の早朝だが、20人もの人を乗せ、国道163号は清滝トンネルを通らず旧道を走り、時間調整のため、清滝橋(電通大前)バス停で時間調整したが、それでも早く着いた。 JRは各停でも早く、10分強で津田駅に着いた。ネット情報に従い、駅を出て直ぐ右に回ると高架下の通路があるのでくぐると、近畿自然歩道の案内標識で地蔵池・国見山が示され、2.5kmとなっていた。惟高親王縁の影見池を左手に進むと、正面に地蔵池の堤が見えた、池のほとりは整備された公園だ。道なりに進むと、新しい大型マンションがあったが、その先で、第二京阪高速道路の建設で、迂回路となり、左手に進むよう、案内があった。 ![]() ![]() 以後、標識に従い、ダイソーのところで右折し、くにみ坂中央通りを上って行くとスパバレイ枚方なる温泉施設があつた。きれいな町並みづくりをしているなと思うと、ここも学学研都市の津田地区とのことで案内標識があった。いくつかの企業施設もあるようだ。 HIRAKATAGIKENのところを右折し、ブルーミッシュ研究所右の遊歩道を上ると、空見の丘公園で満開のキリシマツツジが見事であった。遊歩道が終わり、車道に交わり、長い階段を上ると、坂本精器という会社のところでようやく本来のルートに合流した。 ![]() ![]() 山道を進むと、すぐに右手にへら鮒釣りの池があり、傘をさして何人も楽しんでいた。山中に入ると空気はひんやりした。夫婦岩の案内があったので、右手を見上げると確かに大きな岩と小さな岩が寄り添っていた。国見山まで0.5kmの表示があった。この辺りは管理された、ひのきの植林だ。ほどなく、右に2分で国見山山頂の表示があったので、階段を上る。詳しい謂れが書かれていて、摂津・山城の国を一望かする津田城跡と記されていた。 山頂付近は、薄紫のもちつつじの群落で満開であった。期待通りの展望だったので腹ごしらえする。山頂には三角点でなく、基準点があつた。自然林の道をるんるんで進むと、交野いきものふれあいセンターがあった。ここからゴルフ場(交野カントリー倶楽部)のトンネルをくぐり、進むと白旗池であった。分岐は堰堤沿いに進み、車道に出ると左手に立派なトイレがあった。 ![]() ![]() 渡り、遊歩道上の階段をせっせと上ると、今日の最高点の交野山山頂であった。途中展望のいいところにベンチがあり、ウグイスの鳴き声が美しいので一息入れたが。交野山の巨岩が重なる山頂は異様だが、先に行くと大展望に満足する。正面は西のようだ。 下りは、はじご階段も数箇所あり、こちらにも駐車場はあるものの、遊歩道レベルではない。8分歩くとゴルフ場私道との分岐だったので、試しに進むと、車道に出てたくさんの車が駐車していた。戻り進むと、ほどなく道路で、くろんど池まで1.6kmの表示があつた。すぐに右折し広いダートの道わ進むと、左手に広場があり、すぐにキャンプ場があった。ここの道標わ読み違え、テント場に進んでしまい逆戻りする。 ![]() ![]() くつろいでいる人に聞くと、左手の炊事場わ通り抜けて進むそうだ。すぐにネット情報にあった田が広がり農耕の人がいた。女性のハイカーが何か持っていたので聞くと、ぜんまいをとったのだという。田が終わるところに分岐があり、道標がなかったので、迷った末に右に進むと直ぐに赤テープがあり、正解かなと思い進むと里に出てしまった。 これは違うなと思い分岐に戻ると、先ほどの女性がいたので聞くと左が正解だと教えていただいた。車道に出て左に5分ほど歩くと、くろんど園地の入り口であった。ダート車道が長く不安を覚えつつ進と、駐車場で案内板を見ると道は合っていた。 ![]() ![]() 数分で、珍しい湿地から呼吸根がにょきにょき出た落羽松の群落の八ツ橋に着いた。バーベキュー広場の横の管理棟を超え下ると、左手に池があり、家族連れの方から遊具施設のある場所の質問を受けた。カメラに園内図を撮っていたので教えてあげる。デジカメは便利だが、確かに園内図は少ない。 休憩所で少し腹ごしらえした後、進むとすいれん池があり、メタボの鯉がいて皆の注目となっていた。たくさんの人が私市方面からやってくるが、川沿いの道は、遊歩道ではなく、運動靴の必要なハイキングコースであった。 ![]() ![]() 小さい子も多いが標高差100mあり、滑りやすく親は貴を使うだろう。月の輪の滝も見所だったので小さいが見学していく。車道に出ても結構な距離だ。私市は蜂蜜が名物とのことで数件あった。R168に出ると、星の里いわふね0.3kmぴトンの小屋2.2kmの表示があった。 横断して、最近整備された天野川水辺プラザ沿いを歩き、星の里いわふねでソフトクリームを食べる。シャリばて気味なのでエネルギー補給だ。バーベキュー客も多い。 ![]() 結構階段もあり、疲れた身には応える。一度R168に出て、すぐに駐車場があった。満車だ。ここからの森林鉄道風歩道橋は快適であった。先にあるピトンの小屋付近は、はやぶさを撮りたいカメラマン や人工壁を登る人を見物する人でにぎやかであった。ここの人工壁は魅力的だ。山好きにとっては、魅力的だ。 相当疲れが来ていたが、ぼうけんの路の階段をてくてく上る。たどり着いた星のブランコは人工で最大らしいだけあって、高さ50m・長さ280mは見事であった。強固なので、中央部は少し揺れるが後はさほどでない。 やまびこ広場を過ぎ、飯盛霊園へは、こもれ陽の道からでも行けるが、1.5kmもあり、大阪環状自然歩道のコースのせせらぎの道をとる。これだと0.7kmだ。階段の上りは、軽装でも久しぶりの長距離なのでこたえるが、ウグイスの鳴き声に励まされる。 霊園の敷地の境界は、標高265m程度だ。霊園は桜は終わって、ツツジの季節だ。それにしても大霊園だ。20分近くも歩いて、国道168号に出た。てくてく戎公園まで歩き、4/26のルートにつなげる。 ![]() ![]() 頑張って信貴山までつなごうと思う。それにしても、天気も良過ぎて、へとへとになって自宅に帰り着く。 ということもあり、帰宅後、以前から妻の要望であった生駒信貴スカイラインをドライブし、暗峠の茶屋で風情を味わい、寺のパラダイスと言われる信貴山にお参りし、下見を兼ねる。 |