河内飯盛山 314m

 


データ】     

2000年4月26日(土) 晴れ 歩行時間3時間9分(上り114分+下り75分)
5:15自宅 <3分> 5:18〜21戎公園バス停 <9分> 5:30薬尾寺池分岐 <4分> 5:34ビオトープ田原(どっぴー広場) <6分> 5:40堂尾池 <6分> 5:46ふれあいの森入り口 <9分> 5:55分岐後合流 <5分> 6:00車道 <5分> 6:05湿原花園 <5分> 6:10〜19休憩 <6分> 6:25道路 <6分> 6:31外回りコースと四条畷りれれれれれ駅方面分岐(蟹ヶ坂ハイキングコース) <2分> 6:33中池水辺広場 <8分> 6:41四条畷神社1.8km四条畷駅2.8km標識 <6分> 6:47更正園 <8分> 6:55権現川ハイキングコース分岐 <5分> 7:00〜03滝谷楠水の場 <5分> 7:08四ツ辻(野崎観音まで1646mの標識) <8分> 7:16楠公寺 <8分> 7:24〜45展望台・河内飯盛山山頂 <5分> 7:50〜51滝谷楠水の場 <5分> 8:56権現川ハイキングコース <10分> 8:06権現の滝 <15分> 8:21室池  <9分> 8:30〜36記録紙探す <5分> 8:45〜51中堤 <5分> 8:56湿原花園 <6分> 9:02道路 <20分 途中小休止> 9:25ビオトープ <11分> 9:36戎公園バス停 <4分> 8:40自宅

メンバー
    単独
   


春からの一連の引越し作業も終わり、平成6年の秋以来、13年半振りに自家保有している関西学術研究都市のパークヒルズ田原に戻って来た。空き地が家になり、件数は格段に増えたが、我が家からの景色はあまり変わらず、飯盛霊園の桜も美しい。(写真下左は、パークヒルズ田原直前の池ノ谷バス停付近からの生駒山。この辺りは田園風景で癒されます。写真下は人工の川が流れるパークヒルズ田原からの生駒山)














以前住んだのは、わずか3年であったが、そのときは、まだ、山歩きの趣味はなく、園芸に凝っていた。というわけで、生駒山系が目の前でありながら、全く登っていなかったので、早速、散歩がてら登ることにする。


先ずは、自宅から数分の戎公園バス停が大阪環状自然歩道の堂尾池ハイキングコース(ルート概要)の起点なので、向かう。和歌山より一週間以上遅く、ヒラドつつじが満開である。案内板でコースを確認し、道路を渡り、橋を渡り、田原浄水場を回るように川沿いを進むと、ほどなく、山道に入る。


久しぶりの山道は実に心地よい。この季節、新緑、ここかしこに咲き乱れるもちつつじ、咲き残る山桜。整備された道を進むと、薬尾寺池分岐で、さらせに進むと下田原地区の人達が守るビオトープで、ほたるやめだかを育てていると記されていた。


雨の日はすべりやすいので注意との表示がある木道を登ると、堂尾池で、水面に霧が立ちこめ、幻想的である。水も澄んでいる。右回りに進むと、新しいバイオトイレまである。池が終わると、ふれあいの森入り口でゆるやかな階段を上る。つばきもまだ、多い。うぐいすの声に励まされながら、分岐を右手にとると、もりもりの広場だ。分岐は左手に取った方がわざわざ尾根に登らないので楽なようだ。


5分ほどで車道に出て、野外活動センターの前を通り、道路を渡り、ひょうたん橋を渡ると、むろいけ園地だ。すぐにカキツバタ園とも呼ばれる湿原花園だ。木道(右下写真)が敷かれ、もうしばらくすると、かきつばたが美しいだろう。今は、ミツガシワの群落(左下写真)が盛りだったので、愛でながら腹ごしらえする。













先にはおばけ葉となった水芭蕉や名前不明の黄色い花が美しかった。再度、道路に出ると大きなトイレがあり、水辺自然園と書かれ、蛙が盛んに鳴いていた。右に進めば駐車場、私は左に取ると、森の工作館があった。


ふかふかの道を進むと、左手にいきもの観察路との分岐があり、四条畷駅方面に進むと、蟹ヶ坂ハイキングコースであった。テーブルまで用意された道脇にシャガが咲き乱れていた。急坂を下ると、四条畷神社1.8km四条畷駅2.8kmの標識があり、さらに先になわて更正園があった。ここを左手に取る。

















水汲みの人にたくさん出会うので、聞くと有名な水場だという。地図を見ると、楠水の場と書かれている。そこには簡易の小屋やベンチも多数あり人気の高さが伺える。飲むとやわらかい。水質検査もやられていて心配ないと汲んでいた人が教えてくれた(左上の写真)。


飯盛山は水場からすぐに直登するのが正解だったが、水汲みに来てくつろぐ人が多く、気づかなかった。それでも、車で直接来れない分、まだ、人は少なくて済んでいるのかもしれない。そのまま、進むと、 
池のある四ツ辻で野崎観音までの距離表示が細かいのには驚いた。









右手に進むと、楠公寺で、地図で確認すると飯盛山は少し先のようだ。しばらく進むと三叉路に手書きの案内があり、シャガが咲き乱れる山道を進むと展望台であった。上ってみたが、樹が大きくなり、下の方が良い。


左手が楠木正成の銅像のある山頂だ。くつろいでいた人は地元の人で週末毎に四条畷神社から登るという。メインルートは階段ばかりなので、神社からの通行止めルートで登るとのことだ。ここで一晩天幕したいとおっしゃっていたが、全く同感である。絶景の夜景、名水、トイレも近くにある。I夫妻やMさん、O夫妻、M前山岳部長、それにAさんなんかと山談義で痛飲したら楽しいだろうなぁ。


下りは、上りのときのルート途中に水場へ直接のルートの表示があったので、山道を下ると、水場に直接出た。権現川ハイキングコースを辿り、上ると滝への分岐表示があり、200mとのことなので、立ち寄る。権現滝はネット情報通り落差は小さいが、一見の価値はある。


歩きやすい道を進むと、室池に出た(左下写真)。かるがも橋分岐を通り過ぎたようだ。中堤に向かう途中、湿原があったが、そこで、記録を落としてしまい、5分ほど登ったところで気づき、戻ると、湿原に落ちていた。


















中堤では、夫婦が釣りをしていた。ブラックバスがいるのであろうか? 湿原花園への道は、椿が多かった(右上写真)。ここからはひたすら帰るのみである。堂尾池(左の写真)でも一人がバス釣りをしていたが、よく見ると大きな鯉がたくさんいた。自宅に戻ると万歩計は、20237歩であった。


今年から始まったメタボの検査は、体重が1年で3kg強減ったので、ぎりぎりOKだったが、山歩きを再開すれば、余裕であろう。翌日のゴルフに残るか心配したが、好結果だったので、これも山歩きで心身ともにリフレッシュし、体の切れがよくなったのであろう。

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