小秀山

 


データ】     

2012年5月20日(日) 7時間30分(上り4時間27分+下り3時間3分)
4:10起床 5:07道の駅出発 5:35乙女渓谷キャンプ場 5:45スタート <18分> 6:03ねじれ滝 <8分> 6:11和合滝 <16分> 6:27天狗岩(登山口823m、夫婦滝1132mの標識) <18分> 6:45烏帽子岩 <10分> 6:55〜57旧夫婦滝展望台 <5分> 7:02〜07夫婦滝(山頂まで4.01km) <16分> 7:23〜25二の子滝 <12分> 7:37最終水場・孫滝 <18分> 7:55鎧岩 <20分> 8:15第一展望台 <2分> 8:17第二展望台 <23分> 8:40カモシカ渡り <15分> 8:55国有林境 <7分> 9:02三の谷コース合流 <26分> 9:28兜岩 <6分> 9:34第一高原 <14分> 9:48第二高原 <40分> 10:28〜40小秀山山頂 10:43避難小屋 <47分> 11:30兜岩 <20分> 11:50二の谷・三の谷コース分岐 <51分> 12:41〜47休憩適地@(三の谷分岐1.56km、登山口4.36km) <35分> 13:22登山口 <11分> 13:33水場 <19分> 13:52 PICK UP 15:00倉地温泉おんぼいの湯 17:00御在所SA 19:40 I氏宅 20:15和歌山市内実家

メンバー
   Mさん、Iさん 
   


朝は、4時10分に私が真っ先に目覚めた。今日もカップ麺の朝食とした。登山口の乙女渓谷のキャンプ場までは、30分もかからなかった。

Iさん持参の昭文堂の二百名山の案内書では、三の谷コースのピストンだが、それでは面白くないので、二の谷コースを登ることとした。

駐車場は有料だが、結局、帰りも集めに来なかった。登山届書を提出し、大変な投資をしたと思われる渓谷沿いの遊歩道は、歩きやすく、滝や渓谷美を堪能できる。ねじれ滝を過ぎての石楠花も花は少ないが咲いていた。

















和合滝、天狗岩、烏帽子岩と楽しみつつ、旧夫婦滝展望台に着いた。石に上ると二つの滝が見えた。相当大きな滝だ。その先の夫婦滝は間近だが、左の滝しか見えなかったようだ。山頂まで4.01kmの標識があった。高巻きすると、滝横が眺められ、滝上には二の子滝があった。

















孫滝が最終水場とのことだ。ここから、アケボノつつじが随所に見られた。見頃なのが嬉しい。鎧岩は周回を薦めているが、IさんとMさんが先行しているので、急ぐ。第一展望台と第二展望台もガスっているのでスキップ。そしていよいよ「カモシカ渡り」となる。若手男性に追いつかれたので、先行してもらう。


















最初の二段を木の根と岩の割れ目でよじ登る。かもしか渡り自身は、ネット情報通り、木のおかげで高度感はない。しかし、コース全般に手も使う急登で、案内書で紹介していないのも分かる。しかし道標は抱負だ。また、ピンクリボンにもずいぶん助けられる。国有林境を過ぎると、ようやく、三の谷コースと合流し、そのすぐ先に休憩適地Bがあった。 


















兜岩までの登りは、案内書通り、急登で補助ロープ頼りのところもある。ここで出会ったご夫妻は、一気に二百と三百名山も目指すとかで、今回も二百名山を4座登るらしい。兜岩の先までいっている人も多いが、先を急ぐ。

すぐに第一高原で、第二高原辺りには、残雪もあった。コメツガの森だ。ここで単独の女性に道を譲る。避難 小屋辺りで早くも下山のIさんとMさんに出会う。40分前に着いたという。さすがである。

数分でたどり着いた小秀山山頂(二等三角点、1981.7m)には、単独者三名、夫婦一組がいた。山頂先の岩では、先ほど抜かれた単独の女性が岩に座り、でーんと聳える御嶽山を目の前に、おいしそうにおにぎりを食べていた。


























私も写真に撮り、先輩二人をあまり待たせてはと思い、名残惜しいが、そそくさと腹ごしらえをして10分強で下る。是非見るように言われた避難小屋は真新しく、トイレもきれいだった。

兜岩からの急下りに気をつけると、二の谷・三の谷コース分岐で帰りは距離はあっても、スピードの出る三の谷コースを進む。一箇所、くずれたところがあったが、歩きやすい道だ。1500mの標高辺りはダケカンバの芽吹きで美しかったが、後は樹林帯でひたすら下る。こちらも距離表示が豊富だった。

登山口には管理小屋や山の神を祀った祠もある。ダートの車道林道を下ると、大きな猿が悠然と横切った。水場は、水量豊富で冷たく美味しかった。先に車止めの頑強なゲートがあり、数台止めていた。






























もしかしたら、ピックアップに来てくれるかなと思いつつ進むと、残り数分のところで、来てくれた。倉地温泉おんぼいの湯は、立派な施設で汗を流す。

新装になった御在所SAでカツカレーを食べ、名阪国道を渋滞もなく、Iさん宅に着いた。 Mさんが和歌山の実家に送ってくださり助かる。久しぶりの山と楽しい山仲間にリフレッシュできた。年老いた母に、洗濯をお願いしたのは甘え過ぎだか。

  HOMEへ