倉岳山 |
【データ】
【メンバー】 |
金曜日の夜に、Mさんの誘いで、6月についで、JAZZの森山威男を横浜桜木町の「DOLPHY」に行った。レギュラーメンバーでなく、テナーの峰厚介、アルト・ソプラノサックスの本多俊之、ピアノの板橋文夫、ベースの金澤英明という豪華メンバーだ。街自身も独特で、腹ごしらえに入った中華料理屋も、日本人でなく、雰囲気があった。紹興酒一本を空け、19時半前に戻ったが、スタートは遅かった。リズムセクションが素晴らしく和製マッコイタイナーと言われている板橋文夫のピアノは出色だった。わたらせ、サンライズ、グッバイなどの曲がいつまでも耳に残った。 それでも、遠ざかっていた山は忘れがたく、日曜日に早起きして出かけることにした。アプローチの早朝の中央線は、登山客でいっぱいだった。高尾駅でも多数の登山客でごったがえしていたが、以降もたくさんの登山客であった。 車窓からの景色を楽しむうちに鳥沢駅に着いた。トイレを先行したのが正解で、多数の登山者が列をなした。 ![]() ![]() ルートは国道20号を戻り、一つ目の信号に手製の案内があり、中央線下をくぐり、左手に進む。倉岳山の稜線がよく見えた。標識は豊富だが、二箇所、表示がなく地図で確認した箇所があった。 ![]() ![]() 紅吹橋で一息入れ、標識に従い、進む。この先にガイドブック等にはないが、駐車スペースがあった。民家の間を上り、舗装道がとぎれると、扉がある。動物対策のようだ。振り返ると中央自動車道がよく見えた。 少し先に貯水池があり、沢沿いの気持ちの良い道を進む。高畑山分岐で悩むが、富士山は期待できないと詠み、倉岳山ルートをとった。すぐに石仏や夫婦杉、また滝など見所があった。また、かやと思われる大木もあった。登山道は、ホウの木の葉が目についた。 ![]() ![]() 沢を離れて、進むとアカマツが目についた。あるはずもない松茸などないかと目を凝らす。人生に一度は自然に生える姿を見てみたいものだ。 道をさえぎる倒木の左手に道があったので、進むとやはり間違いで植林帯のそま道であった。さすがら経験上、早めに気づき、戻る。しばらくで穴路峠だった。 ![]() ![]() ここからは自然林で気持ちが良いが、最後は急だった。山頂は小広く、数組の登山客がのんびり富士山方向を見て食事をとっていた。だが、秀麗富嶽十二景の一つだが、今日は晴れているが、富士山だけは雲がかかり下の方だけ見えた。 ![]() ![]() 湯もわかさず、稲荷寿司だけを口に入れ、二等三角点と記念撮影し、下ることとする。急坂を慎重に下ると、ほどなく、分岐だ。 ![]() ![]() 10分で水場の標識を頼りに下る。水場の先には、巨木が多く、特に声を上げたくなるが 巨樹が4本あった。今日の最大の収穫かもしれない。 舗装路に出てからも、里の風景を楽しむが、あいにく電車が走り去った。予想していた時刻と10分ぐらい違っていた。仕方なく、男はつらいよで、出てきそうな無人駅で、40分のんびりやりすごす。でも、駅舎は建て替えられ、きれいだった。 ![]() ![]() 富士山は残念だったが、巨樹も見れ、やはり山は良かった。今年は、仏像、焼き物、文楽、落語、京都の紅葉に加え、JAZZまで堪能したが、やはり山はいい。山との付き合いを大切にしていきたいと再認識した。そのためには、太らないことか・・・・・ |