栗駒山

 


データ】     

H24年9月29日(土)
5:07行徳駅発 5:29大手町駅 6:04やまびこ51号 8:33一ノ関駅 
8:45一ノ関駅発 9:55須川温泉登山口(47km) 
10:18スタート <35分> 10:53地獄谷 <10分> 11:03〜13昭和湖 <36分> 11:49〜12:00天狗平 <15分> 12:15〜40栗駒山山頂(3.7km) <12分> 12:52天狗平 <28分>13:20〜23昭和湖 <8分> 13:31地獄谷 <12分> 13:43賽の磧分岐 <4分> 13:47〜54賽の磧Uターン <12分> 14:06合流 <5分> 14:15ゴール
15:00栗駒高原温泉 16:20つぶ沼キャンプ場(104.4km)

4:15起床 6:00キャンプ場発 7:30一ノ関駅(154km 途中30分中尊寺等)8:27はやて14号 10:34東京駅

メンバー
    KW
   


東北の秋を感じたくて、KW君と栗駒山と焼石岳の計画を建てる。時間がないので、贅沢だが、新幹線とレンタカー利用とする。新幹線も「えきねっと」を利用すれば、割引が大きく、レンタカーの割引もレール&レンタカーより少しよくなる。ただ、行きは35%割引となったが、帰りは15%しかとれなかった。宿泊は、KW君のゴアテントを使い、つぶ沼キャンプ場(無料)とした。

残念ながら、雨が予想されたので、駄目もとでバンガローの空きを確認すると、空いていたので、予約する。ガス・水道・電気、トイレ、二段ベット二つもついて、一棟5千円と格安だ。

台風17号が気になるが、予定通り、行徳駅発の始発に乗る。東北新幹線は、初めてだが、トイレもウォッシュレットなのには、驚いた。男体山等の日光の山々、那須の山々は、山肌まで見えるぐらい天気が良い。しかし、北に行くにつれ、悪く、福島辺りが一番悪かった。

一ノ関駅のレンタカー手続きもスムーズで、コンビ二に立ち寄っても、信号も少なく、1時間強で、登山口の須川温泉に着いた。

紅葉は、やはり今年の異常な残暑で進んでいない。しかし、晴れ間が広がり、期待したが、栗駒山頂付近方向は、ガスがかかっている。駐車場は広く、今日はまだずいぶん空いている。立派なビジターセンターもあり、KW君の勧めで立ち寄る。登山MAPも置いてある。 

山口は、温泉取水近くのところで、標高は1126m。標高差は500mほどだ。温泉は乳白色で硫黄のにおいがして、湯量も豊富だ。足湯をしてい人もいた。

















ここからは、舗装歩道の階段を上る。ほどなく賽の磧分岐を過ぎ、少し下り、小沢を越すと、木道の敷かれた名残ヶ原に出た(右上の写真)。それほど長くはないが、草紅葉にりんどうが残り、気持ちの良いところだ。行く先にガスがかかり、紅葉も見え、東北らしい。

ここから一のぼりで、左に爆裂火口のような景観を見て、沢の仮橋を渡って上ると、左手は地獄谷で硫黄のにおいも強い。ここは階段道を1285mの昭和湖まで上る。昭和湖は独特の白緑色で新しいトイレも整備され、絶好の休憩場で、たくさんの人が休んでいた。
















ここからは上りだが、階段が続く。左手に笹原が見えると、ガスが切れ山頂が見え出し、紅葉が進んでいるようだ。1540mの天狗平もたくさんの人が休んでいた。ここで逆側のいわかがみ平の道も合流するからだ。








































































































































ここからが素晴らしい紅葉だった。森林限界は低くはい松とのコントラストもあざやかだ。紅葉とガスが晴れたのがラッキーでKW君と喜ぶ。山頂部は高原状で平坦な部分が続き、山頂にたどり着いた。 

山頂もたくさんの人で、1627.4mの山頂には、立派な山名標柱があった。三角点は大部分が地中だ。昼食を取り出すと本格的な雨となり、早々に退散する。山頂部からの鳥海山や岩手山が見えなったのは残念た。



























下りは団体は追い越させてもらい下る。下ると、雨がやんだので賽の磧にまわる。ここも木道で硫黄の臭いもする。独特の景観で立ち寄る価値はあるが、誰もいなかった。登山口付近の温泉出口を触ると、適温だった。源泉かけ流しは容易な豊富な湯量だ。

折角なので須川高原温泉に入る。600円で、露天風呂もある。白濁の素晴らしい湯で満喫できた。つぶ沼キャンプ場向かうと、すぐに建て直した栗駒山荘があった。さらに夜の宴会用に、道沿いの「仙人の水」で水を汲む。地ビールや地酒の原料にもなる名水とのことだ。つぶ沼までは約50kmて、峠を越えると、途中、焼石の稜線が見えた。終始、快適な道だが、コンビ二はもとより、店もなく民家もわずかだ。

















つぶ沼キャンプ場では、管理人が草刈をしていたが、予約がひめかゆより通っていなかった。管理人が電話で確認すると連絡ミスであった。驚いたのは、バンガローのま横の栗の木に熊が登り、栗の実を食べまくっていた跡を教えられ、夜はくれぐれも気をつけるようにとの注意であった。キャンプ場も芝生と炊事場等もあ、無料とは思えない。つぶ沼は、水ガ少なかった。

バンガローの施設は先に書いた通り、充実していて快適だった。トイレも中にあり、熊対策としては助かる。宴会はすこぶる楽しかったが、KW君ががさがさいう音に気づき、どう考えても熊の音のようでぞっとする。

朝は4時15分に起きたが雨。緯度のせいか、夜明けは遅い。帰れないことを怖れ、新幹線の変更をして、早々に帰ることにした。焼石は、やはり花の季節がお勧めとの神の思し召しと解釈して。

焼石岳の中沼登山口への林道入り口を確認し、早かったので、中尊寺の外観見学をKW君がし、給油後、駅に向かう。レンタカーはキャンセル料をとられたが、新幹線は振り替えが無料ででき良かった。KW君は、やはり東北。窓口は東北美人で親切だったと喜ぶ。

地酒の生酒を買い、余韻を楽しみつつ東京に向かう。東京は晴れていたが、夕刻からにわかに悪化し、当初予定の18時の新幹線は止まり、東西線も不通となり、焼石岳登山の中止の選択は正解だった。 
  

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