三輪山・音羽山 467.1m,851.7m |
【データ】
【駐車場】 |
2003年、初登山は、年末いつものメンバー、つれもてクラブで計画していた初詣を兼ねての三輪山と音羽山だ。どちらも関百で、Iさんは、これで88座で秒読み段階。私も72座となる。前日、コースを確認すると、HPで三輪山はお正月は登山禁止なのを知り、狭井神社に電話で聞 車中で、Iさんから、「毎年初日の出を見に、泉南飯盛山に登られているが、今年も雲で見られず、これで5年連続不可だったとのこと。また、M村さんとともに、2日に法力峠・稲村辻・レンゲ辻から山上ケ岳を目指されたが、前日の大変な雪で、レンゲ辻から下山されたとのこと。稲村辻からレンゲ辻はトレースがなく、いつもは40分のところが、1時間40分もかかったこと、稲村小屋の前にテント泊の単独行者がいたことなど激戦の跡を話してくれた。無事で何よりである。ピッケルやアイゼンの練習となり、新しくできた洞川温泉の露天風呂がこの上なく幸せだった話」など興味深い話が続いた。 今日の買い物は何と24時間営業しているというスーパーオークワの粉河店。M氏が最近発見していた。ばってらがお薦めというので、それを買う。結構信号にひっかかり、遅い車が多く、思ったより時間がかかる。大淀から国道169号を北上すると、登山開始の9時にぴっ お清めをして、参拝した後、右手の登山道に入るため、左手の社務所で手続きをする。代表者の名前・住所・電話番号まで告げ、一人300円の参拝料とともに「三輪山参拝証」と書かれた白いタスキを受け取り、かけて上る。今年一番ではなく、3人めのようだ。HPにあった通り、初めてだと告げると、飲食・たばこ・写真禁止だということを告げられる。念のため16時閉門とわざわざ告げられたのは、巻向山までピストンする人がいるのであろうか。 しめ縄の張られた鳥居をくぐる。最初は階段が続き、一上りすると平行になり、再度小沢沿いの道を登ると、早くも下山の二人に会った。9時に上り始めたとは思えない時刻だ。先に上らせてもらえたのか、それとも途中でUターンしたのであろうか。ほどなく小さな滝の行場であった。着替えのための小屋もあった。そこから更に上ると10分ほどでしめ縄のかけられた杉の古木があった。ここからは、滑りやすい粘土質の道で慎重に上る。途中、盆地の展望が開け雪に輝く金剛山、大和葛城山、そして大和三山の二山が見えた。御神体の山は写真撮影禁止であろうが、遠くはよかろうと勝手に判断し一枚((^_^;) 左の写真)。 傾斜が緩くなったなと感じると山頂で小さな社があり参拝する。三角点は教えられたとおり、社の左手奥に数十メートル進むと、笹の中に左に入る道があり、三等三角点があった(右上の写真)。これもHPのいくつかで写真を見たので、御神体とは関係ないと判断し一枚((^_^;))。小雪のちらつく中、下ると、結構上ってくる人がいて、我々以外に15人に出会った。狭井神社で御 南進し、左折し165号から談山神社の標識に従い、右折し県道37号線に入る。下居のバス停を過ぎ、観音寺の案内に従い左折し、細い道に入る。意外にも民家が多く、一箇所分岐があったが、林道を直進すると誤りで、県道37号が見えたので戻る。先ほどの車・単車禁止の車止めのある左に上がる細い道が正解で、観音寺参道の石柱もあった(左上の写真)。車はこの分岐から50mぐらい先に一台なら止められるスペースがあったので路肩に止める。帰りに気づいたが、分岐手前すぐにも参詣者用と思われるスペースもあった。参道は舗装はされているが急登で、山頂まで500メートルあり、1時間強はかかりそうだ。丁石(右上の写真)を励みに喘ぎながら登る。植林のよく整備された道で、途中無常橋と書かれた小さな橋を過ぎると、ほどなく観音寺(善法寺)(右の写真)で、歴史のある古寺で、苔に薄っすら雪が積もり風情がある(左の写真)上、お堂 寺の右手の道を進むと、登山道となる。伐採地跡から小沢のようながれた道を上ると台風跡の倒木がひどいが、処理され、通るにはほとんど支障がない。標高700mを超えるとようやく傾斜が緩くなったが、ここから思ったより距離があり、右手に歩き、小さく下り、上り返すとようやく山頂であった。三等三角点はあるが、展望はない(右の写真)。いつも通り、ビールで乾杯し、I氏持参の大吟醸をいただく。それにしても寒い。粉雪が舞い、気温はマイナス2度である。ラーメンやコーヒーやお茶で温まるが早々に下山。ようやく陽もさしてくる。なくしたと思われたIさんの財布も車のドアの間にはさまっていて初詣山行の効果があったようだ。 今日も吉野川・紀ノ川の左岸を走ったので、思ったより早く帰宅できた。 |