中山連峰 478.2m
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【データ】
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夕刻から主任さんとの懇親会があることから、休日だが、寮にとどまることになった。折角なので、前から気になっていた中山連峰を歩くこととする。低山で、真夏日記録を更新間近では辛いが、予報は曇なので少しは楽なことを期待する。
コースは、はるか昔に買ったJTBのハイキングガイドに従い、清荒神から満願寺とする。バスで塚口まで行く。
十三の乗り換えは同じホームで楽であった。土曜日だが、私学が多いのか、小学生から高校生まで多い。清荒神駅は小さい駅で、駅から宝塚方向から北に上がる清荒神までの参道をのんびり歩く。参道は種々の店で、見ていて楽しい。
中国自動車道の高架下を進むと、露店が並ぶ。時間が早いからか開いている店はわずかだ。参道のにぎやかさに縁日のにぎわいが偲ばれる。駐車場は無料で大きかった。右手に進むと清荒神で立派であった(左の写真)。参拝後駐車場に戻る直前に駐車場に沿うように上がる道を進むと、右に大林寺に上がる道があり、「ハイキング道入口 やすらぎ広場 奥の院 山頂展望所 夫婦岩園地」の大きな看板もある。
「この階段を上り右に進む」という標識に従い進み、墓地の脇を抜けると登山口だ。ここからは山道だ。雑木林を進むと、米谷高原に着く。露出した砂地に低い松が絶妙に生えて、自然が造り出した美しい庭園とガイドブックに紹介されていたが、それほどでもなかった。
この辺りといい、コース最後の露岩といいコース全体が高御位山に似ているが、高御位山が勝る。道標が頻繁
やすらぎ広場の案内に従うと、広い林道に出会った。広い十字路を横切り、進むが、「注意 演習場につき立入を禁ずる」という自衛隊の看板ばかりで、広場の案内がないので、不安になり、一度林道出会いに戻り、10分ぐらいロスする。
広い林道をまっすぐ進むのが正解で、ほどなく右に古いトイレのある広場に着く。少し休憩して奥の院に向う。トイレの前辺りから山道に入ると左手に古い東屋があり、ほどなく駅からの道に合流した。JTBのガイドブックをよく読むと、この道を来るべきであったのだ。標識で広場でなく、奥の院の方向に進むべきであったのだ。
それにしても天
奥の院はひっそりとして趣があり、もみじの大木があり紅葉が美しそうだ。銀杏の大木から盛んにぎんなんがトタンに落ち、その音の大きさにびっくりさせられる。最高峰には境内を横切り左手すぐにある小さなお堂方向に進む(トイレの案内があるがそこまではいかない)。
白龍大神や黒八大神という左手に進む案内があるが通り過ぎ、つくつくぼうしの鳴く自然林を進むるゆるやかなアップダウンを進むと、山頂展望所で、古い東屋があったが、展望はなく、少し先に柵があり北側のみ見えた。
縦走路に戻ると金網のある道で、金網は最高峰を過ぎゴルフ場まで続く。展望所から15分ほどで三角点のある最高峰だ(左上の写真)。縦走路を少し左に上がるが明確な表示はなかった。北側のみ開
送電線の鉄塔を越えると、右に大展望で甲山も見える。前方左手にゴルフ場が見え(右の写真)、急な下りを終えると左にすぐゴルフ場だ。上部のがさっという音に驚くと何と下手なゴルファーのボールが打ち込まれたのだ。まさかここに登山道があるとは思わないのであろうが、危険だ。
ここから辛い上り返しだ。右手少しに満願寺西山の四等三角点があった。ここまで結構人に出会った。MTBの人もいた。逆周りが推
この先平成14年に山火事があったとのことだ。2つめの鉄塔を過ぎると露岩の垂直に見える岩だ。フィックスロープもあるが、岩は見た目ほど滑らないので、そう苦労しなかった。下部の方が急だ。何とその中をMTBをかつぎあげていた。恐るべしだ。
露岩を下るとすぐに山本駅の分岐で住宅地の道に出た。ここには標識がなく逆コースだと分かりにくいだろう。道なりに下ると満願寺バス停なので、バスまでほどとぼの時間だったので、満願寺に参拝する。
ここの仁王門は、アーチ型に白壁という龍宮を思わせるかわったものであった。さつきで有名とのことだが、本堂近くは萩の花も盛りで(左の写真)、残暑は厳しいが秋の風情があった。ここももみじが多く紅葉はきれいそうだ。入り口の商店でミルク金時を買い、一息入れてバスに乗り込む。
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