二上山雄岳・雌岳、屯鶴峰 517m・474.2m |
【データ】
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今年は精力的に近畿百名山と関西百名山に登ったため、近百は59座、関百は60座となった。両方に選定されているものは68座。そのうち51座に登っていた。両方に選ばれているのは、やはり名山に疑いなしということで、優先的に登ることにし、今回はポンポン山と悩んだ末、ニ上山を目指す。三連休で昨日の方が天気はよかったが、たまには家族サービスで岸和田のだんじり会館等の見学をした。本物は前週に終わり三百周年をのがしたことになるが、是非一度見たいものだ。 電車利用なので、本を一冊入れ出かける。いつもの長時間通勤でうんざりしている南海電車も何か違う感覚だ。新今宮で乗り換え環状線で天王寺に向かう。近鉄阿部野橋からの直通準急が出たばかりで、古市での待ち時間が長かった。二上山駅からは目の前に目指す雄岳が見える。ガイドブックを見てもややこしいが、ちょうど目の前を慣れた雰囲気のご夫妻が先行するので着いていく。出てすぐの踏切を渡り、少しで三叉路、右手に進み路地のような道を右に左に進むと、5分ほどで専称寺の前に出た。稲穂に彼岸花、旧家が続き風情があるがここまでは道標がなかった。すぐに 小川沿いの道を進むと、ベンチがあり、山頂まで1.5kmの表示があった。急登にさしかかりそうなので、一息入れる。こからはしばらく階段の急登。登りきると左に反射板があった。すぐにベンチのたくさんある広場で展望が良い。はぎが盛りであった。しばらくなだらかな道を進むと、二上神社口 ここから、売店に戻り、標識に従い左手に150m進むと、右にとる屯鶴峰へのダイヤモンドトレールの道が続き、案内があった。屯鶴峰まで2km、竹内峠まで1.7kmと書かれていた。階段をどんどんくだっていくと、緑の鉄塔。ここからは富田林のPLの塔も見える。次の鉄塔からは二上山の双耳峰が美しく見える(左上写真)。ダイトレの北入口までは、小さなコブが数個有り、今日は暑くて苦しい。北入口には大きな標識があるが、ごみも多い。 階段を上ると、サックスを練習する音が聞こえてくる。すぐにどんづる峰の独特の景観が広がった(右上写真)。屯鶴峰の名は凝灰岩が年月を経て侵食され、鶴が群がり集まる形に見えるとのことだ。予定では、北の休憩所に行き、近鉄大阪線の関屋にゴールする予定であったが、テープに従い進むと右下に行き、踏み跡はあったが、やがて藪っぽくなったので、引き返す。屯鶴峰山頂にもどると、北の休憩所とも思われるベンチが見えたが、再度チャレンジしても先に行き詰まった辺りに進みそうなので、元の入口に戻った。府道沿いに進み、関屋への道を尋ねるが、はっきりしないので、二上山駅に戻った。途中、彼岸花と稲穂が美しく、雄岳も含めた写真が撮れよかったが(左上写真)、新今宮からの連絡も今一つで思ったより帰宅が遅くなった。 |