能郷白山 1617m 

 


データ】     

2002年10月26日(土) 曇 2時間44分

4:32中松江 5:18阪和道泉南IC 6:05名神吹田IC 7:14〜26北陸道賤ケ岳SA 8:04福井IC  R158 8:34明治交差点R157 9:09温見峠まで10km表示 9:23温見峠 9:34スタート <23分> 9:57標高1160m、山頂まで1240m表示 <48分> 10:45〜52休憩 <24分> 11:16〜12:03能郷白山山頂 <69分> 13:12ゴール

13:22温見峠発 14:11明治交差点R158 14:13福井IC 16:57吹田IC 17:51泉南IC 18:40みさき公園駅 18:54みさき公園発急行 19:08加太線 19:20中松江自宅

駐車場
  峠の路肩

メンバー
     I夫妻
   


天気予報はよくないし、Mさんは風邪、M君は法事で参加できないので、念のためI夫人に決行するか問い合わせると、是非行きましょうとの回答。早々に床につくと何と迎えに来てくださるとの連絡があったと娘が寝入っていた私に報告。朝3時半に目覚めると確かにそのメモが置いてある。申し訳ないが、妻が風邪で病院に行く可能性も大なので甘えることにする。


朝、4時半に迎えに来てくださり、この間の木曽駒や鳳凰三山の山行報告を楽しく聞きながら走る。天候に恵まれ抜群の展望を満喫したとのことだが、鳳凰三山の薬師小屋は相変わらずとんでもない食事で、団体客が消火器をひっくり返すというハプニングもあったとか。中道もドントコ沢もかなりの急登だそうだ。コンビ二で稲荷寿司を調達し、高速を走る。結構車が多いが、車検後のI氏の車は快調である。天気が気になるが北の方はまだ晴れているし、Iさんの奥さんは晴れ女とのこと。先週も奇跡的に降らなかったし、今週も何とかなるのではと甘い期待をする。コースは時間と天気から温見(ぬくみ)峠からとする。


福井ICからも1時間半近くかかる。R158を走り、明治の交差点で、R157に入る。巨大な真名川ダムの横を通り、いよいよ残り峠まで10kmから細い道となる。紅葉も盛りで、陽が射せばすばらしい輝きとなるであろう。すすきの穂がたなびく道を上りつくと峠であった。ここまでも道は対向も難しい細さだが、峠からは更に悪くなるようだ。3けたの国道でも100番台はもう少し整備されていると思ったが。


10台以上の車が峠をはさんで止まっていた。辺りはぶなの森である。早々に準備をし、上り始めると、歓声を上げたくなるような美しい森である。左右の山も紅葉で美しいが、前の笹や木と曇天で残念ながら良い写真は撮れない。間もなく急登となり、滑りやすそうなので気をつけて登る。1492mと思われるピークが見え始めると笹原となり、上りきるとゆるやかな道となった。しかしこの辺りになるとガスで何も見えない。道を塞ぐようにダテカンバの大木が多数あった。雪が多いのであろう。どれも捻じ曲がっている。途中、残り400mの表示は標高が間違っていた。


さして苦労せず、山頂に着く。外国人も入った団体が一等三角点の航空写真用の三枚羽プレートをテーブルにビールを飲んでいたのには閉口したが、間もなく皆が去り、静かな山頂となった。しかしガスが充満しているので、展望の良いという祠には行かなかった。めざしを焼き、ビールで乾杯。寒くても美味い。しかしホットウイスキーはもっと美味かった。暖かいカップ麺を食べ早々に下山する。途中雨はぱらぱら程度な上に急にガスが切れ、山頂が見えた。さすが晴れ女同行と言いながら滑らないように慎重に下る。


京都南と東の間の事故渋滞も我々が通る頃には解消していたが、泉南ICを下りてから渋滞がひどく第二阪和国道の延伸が待たれる。今週も奇跡的に雨も降らず、行く秋を惜しみつつ満足した山行ができたことに感謝する。 



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