西方ケ岳・蠑螺ケ岳 764.1m 685.5m |
【データ】
【駐車場】 |
朝食を7時にとり、道路に出ると、立石行きのバスが来た。後で分かったことだが、縦走するには、常宮神社に車を止め、このバスに乗り浦底に向うといいようだ。民宿から常宮神社はすぐで西方ケ岳も民宿から海越しに見えていた。駐車場には昭和58年建設と古いがWCもあった。手洗 登山口には山頂まで3.5kmとの表示があった。コンクリート道の後、巡視路特有の階段で辛い。最初の休憩となる奥の院展望所は眺めが良く、民宿も見え、ここが山頂でもいい。大きな花崗岩には 少しで聞く石とオウム岩の表示があった。オウム岩は高さ20m、幅30mの岩で 聞く石から叫ぶと跳ね返ってくるという謂れだ。その後、ぶな林が広がったが、この辺りのぶなは、そう太くない。道はゆるやかになり、楽をした後、急となる。しかし樹林帯の道は空気はひんやりしている。山頂は展望がきかないが、山頂の右に進むと展望の岩があり、蠑螺(さざえ)ケ岳方面の展望がいい(左下の写真)。山頂の青い三角屋根の避難小屋はかび臭かった。二等三角点は山頂になく、蠑螺ケ岳方面に向かい、蠑螺ケ岳への道は90度右に下るが、三角点は直進したところに埋まっていた。 蠑螺ケ岳へはわずか1.8kmで標高差もほとんどないので、ネット情報通り(山と渓谷社発行の関西の山250は所要時間が大きく間違っていた)わずか40分ほどで着いた。三等三角 西方ケ岳の山頂にはボーイスカウト20数名がおにぎりをおいしそうに食べていた。引率のお母さんも元気だが、大変だったろう。下ると更に団体が25名も登り、計60名にもなろう。静かなときでよかった。銀命水の花崗岩に背中を当てるとひんやりして気持ちがよかった。帰りの高速は途中雨だったが、渋滞もなく早く自宅に着けた。これで私も近畿百名山は85座(関百は86座)となった。
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