三重嶽 974.11m 

 


データ】     

2004年5月22日(土)曇1時間33分(上り57分+下り36分)
6:15中松江 6:45池田氏宅 コンビニ 8:10〜18桂川P 9:08〜13北小松駅付近 9:33〜38近江今津駅 9:49箱館山スキー場 10:06東屋ダート道 10:14ゲート 10:23登山口

10:39スタート <29分> 11:08〜
13休憩 <28分> 11:41〜12:37三重ケ嶽山頂 <36分> 13:11ゴール

13:29発 R161 14:50敦賀市内平和堂で買い物 気比の松原 16:00民宿「長兵衛」

駐車場
   登山口に空き地(数台) 

メンバー
    I夫妻、Mさん、Mさん
   


山仲間のIさんは昨年の関百完登に続き、近百もいよいよ残り3座となり、すべてに同行させていただくことになった。三重嶽は最近までガイドブックもない上、ネット情報でも取り付きが分かりにくいとのことであったが、ネットで見つけた昨年11月8日の記録を見ると、取り付きが整備されたとのことで安心だ。この山を何故「さんじょうだけ」と呼ぶか不思議だが、点名が「山上ケ岳」とのことだ。当社の某事業所山岳部のM部長もいっしょで、大変楽しみだ。昼食に冷やし中華を求めてコンビニに3軒も寄ることとなった。


湖西道路の通行料は相変わらず高く感じる。今津への道は赤坂山以来だ。
Mさんとの近江今津駅での待ち合わせ時刻が迫る頃、Mさんより電話があった。近江今津駅には饗庭の交差点は通り過ぎた後、右に入るのが良いとの知らせであった。過日、NHKで里山が色濃く残っている地域として紹介されていたのを思い起こし、風景を楽しむ。ほぼ約束の時間に着いたが、Mさんは30近くも早く着かれたとのことだ。私はM号に乗せてもらうが、以前から是非一度いっしょに登山をと話していたのが実現され、うれしさの余り、話し過ぎで箱館山スキー場への道を通り過ぎUターンとなる。



箱館山スキー場のロープーウェー手前で左折する林道には通行止めの表示板があったが、古くて大丈夫だろうという感じなので進む。処女湖への分岐もMさんがちゃんと2万5千分の一の地形図を持たれていたので安心だ。東屋の三叉路を直進するとダート となった。ピンクのうつぎがここかしこで満開だった。10分弱でゲートで、閉まっていたが、「自己責任」で開けて進む。ダートはひどい箇所も一箇所あったが、高峰山を経験しているのでどうってことはない。

心配していた登山口は、新しい表示板が道沿いに設置され、すぐに分かった。数台駐車できるスペースがあった。記念撮影後、小さな沢を渡り、とりつく。急登が続き、久しぶりの登山で喘ぎながら登る。すべて自然林なのが救いだ。石楠花も多かったが全く蕾はなかった。休憩した後、ブナ林が広がった。この山は数稼ぎで期待していなかっただけに、思わずにっこり。美しい森だ。後ろで熊の足跡だと言っているが、まさか?左手にはヌタ場もあった。ゆるやかになると低木帯となる。木々は見事に雪で北東に倒れている。

山頂には、やぐらがふったので、登るが、竹富島をはじめ、霞んでいた。南からも登れるらしく、二人が登ってきた。二等三角点の付近で昼食とする。Mさんのきゅうりちくわで乾杯。ビール(発泡酒)が美味い。

ゆっくりしたいが、雨もぽつぽつしてきたので、下る。ゴール間近でIさんのゴール間近は油断大敵の注意の声の2秒後にこける。Mさんは安全担当の課長なので、不休災害報告を書かなくてはと笑う。標高差450mほどの直登なので、上り1時間、下り30分ほどの足慣らし登山であった。

敦賀へは地図上では林道を進めばいいが、道が悪そうなので林道を一旦戻り、R161を通り、敦賀に向う。敦賀市内の平和堂で名物鯖寿司等を買い込み、気比の松原へ。釣り人が多い。松原は規模は小さく、和歌山の御坊の煙樹ケ浜の方が勝る。高浜虚子の「松原の続く限りの秋の晴」があり、投句箱もあったので、皆でひねる。私は、「梅雨間近 樹間を駆ける 風重く」。

民宿長兵衛はすぐで、新しかった(1泊2食で8500円)。海沿いで宿の窓から、釣りをする筏が見える。ほぼ満員であった。風呂に入り、父からもらった酒が美味くいい気分となる。食事は7品で満足し、阪神が巨人を逆転後眠ってしまった。

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