白馬山 957.3m |
【データ】
【駐車場】 |
近畿百名山を一つの目標とすることとし、今週は大塔山と法師山を考えたが、午後雨となる確率が高いとのことで、白馬山とした。ルートはいろいろあるが、インターネットのA氏の情報が詳しく、おもしろそうなルートなのでそれとする。国道480号線の粟生まで行き、橋を渡り道を尋ねると、一つ手前だったようで左岸を数百m走ると、インターネットに紹介されていた神社や石の橋があった。林道はダートだが、途中500mほど、舗装された箇所があった。しかし落石も多いようで注意して走る。 終点地点は小さな広場となっていたが、一台の車もなかった。ネット情報は詳しかったが、3年前のもので、新しい堰堤もでき、左に見える俣なのか左岸なのかも迷い、取り付き点を探すのに苦労する。正解は両俣の間の正面の斜面を登り、左俣に見える左岸を行くと小さい広場になっており、先に黄色のテープがあり、更に進むとテープがたくさんあり、確信する。 道ははっきりしているが、崩れているところも多く、慎重さが要求される。単独の上、登る人もなさそうなので、慎重第一で進む。二股に着くと、また悩む。正解は右に見える沢の付け根を渡り、左に見える沢の左岸が正解であったが、右岸と間違い、時間をくう。見つけるとネット情報通り黄色テープがたくさんある。沢を渡る手前の取り付き点は、赤のテープだった。川石は滑りやすかった。この辺りの自然林は美しい。ジグザグ道を登り、道が緩やかになると沢に出合い、釜跡があった。ネット情報通りである。 ここからの急坂はきつかった。フィックスロープがほしい箇所もあった。テープに頼らなくても突き上げればいいのであろうが、赤、黒、黄さまざまのテープがあるので、安全だが、気にしてしまいスピードが落ちる。たどり着くと、釜跡であった。釜跡はネット情報と先日見たテレビの鉄腕ダッシュの放映での知識がなければ分からないであろう。ここからはジクザグの登りだが道ははっきりしている。尾根間近になると自然林で美しいが、落ち葉がぎっしりである。総じてこのルートは落ち葉が多く、踏み跡ははっきりしない。尾根に出て、一本立てる。展望もきく。薄紫色の上品なスミレが咲いている。尾根上は台風の倒木の片付けかたくさんの木が切られている。少し行くとまた右の支尾根と稜線伝いの道が気になり悩む。ネット情報では、トラバースなのだが、テープがないと悩んでしまう。トラバース道は馬酔木をかきわけ進む。ここも切り倒された木が多い。また、予想以上に歩きにくい箇所もあり苦労する。 ようやく尾根道にもどると、安心する。しかしネット情報では、5分なのに、10分かかり、振り返るとピークが見え、間違ったかなと悩む頃、笹が現れ、ピークに着く。ピーク直前ではムシカリかなにかの白い花が咲いていた。頂上は下段の足組のみ残る櫓があり、たくさんの山頂明示板があった。単独の上、足元も悪かったので、頂上では、記念写真を撮っただけで、ビールも飲まず、二股まで下ったところで、食事をする。帰りに有田川にかかっている橋の名を確認すると、ゆわくらはしであり、バス停は五村口で県道181号川合方面との表示があった。橋は古い水色のアーチ型のものであった。帰りに折角なので、まだ未体験の二川温泉に入る。源泉は33度のナトリウム泉である。空いていて気持ちよく入れた。桧風呂であった。 |