岩小沢岳・鳴沢岳・赤沢岳・スバリ岳・針ノ木岳

 


データ】     

2019年8月2日(金)〜3日(土)
2019年8月2日(金) 晴れ 歩行時間6時間(3時間43分+2時間16分)

8月1日22:30竹橋毎日新聞本社発 新宿駅経由 3:30七蔵ダム着 3:45〜4:00扇沢駅にてトイレ休憩 4:05登山口
4:25登山口スタート(1330m) <45分> 5:10八ツ見ベンチ <28分> 5:38〜5:50ケルン(扇沢1.7q・40分、種池山荘4.5q・3H半の表示) <20分> 6:10駅見岬 <22分> 6:32〜42一枚岩 <25分> 7:07石畳 <11分> 7:18水平道 <1分> 7:19石ベンチ <19分> 7:38アザミ沢 <3分> 7:41黄金岬 <14分> 7:55残雪帯 <35分> 8:30〜9:00種池山荘(2450m) <98分 30分写真撮影と休憩> 11:08〜32岩小沢岳(2630m) <38分> 12:10新越山荘着 17:00〜夕食 18:30就寝

8月3日(土) 晴れ 歩行時間8時間24分

3:50起床 5:00朝食
5:16スタート <50分> 6:06〜20鳴沢岳(2641m) <51分> 7:11〜26赤沢岳(2678m) <115分> 9:25〜40スバリ岳(2752m) <70分> 10:50〜11:06針ノ木岳(2821m) <35分> 11:45〜50針ノ木小屋(2536m) <18分> 12:08〜15水場 <20分> 12:35〜45雪渓取付 <40分> 13:28〜35雪渓終了 <40分> 14:15大沢小屋 <65分> 15:20扇沢駅 

15:35バス乗車 15:55大町温泉 薬師の湯入浴 15:50大町温泉出発 16:30安曇野IC
17:00〜20諏訪湖SA 19:40〜20:00談合坂SA 21:20新宿西口22:00後楽園駅

メンバー
    単独
   


昨年の夏山は、北穂高岳を計画していたが、台風が来て、取りやめとなった。今年こそと思うが、同行予定だったIさんとも日程が合わず、一人で毎日新聞旅行のバスと山小屋を申し込んだ。危険ではなく、初めてのコースをと考え、種池山荘と針ノ木小屋の間の稜線を歩くことにした。天気が良ければ、剱岳と眼下に黒部湖が望めるのを楽しみに。残念ながら天気が悪かったり、体力がなければ、爺ケ岳でも良いとの考えで選んだ。また、種池山荘のクーポン券は、新越山荘と冷池山荘へ当日でも変更がきくとのことがありがたい。

結局、新越山荘に泊まることを第一候補に、また、登山口の扇沢までは、乗車時間もわずかだが、バスはプレミアムシートとして体力を温存できるようにした。

何回か経験のある毎日新聞の竹橋までは、寮のある後楽園からはわずかの時間だ。出発1時間近く前に着くと、まだ、まばらだった。毎日新聞出発の良い点は、大きなファミマのコンビニと美しいトイレがあり、冷房も効いていることだ。受付は出発15分前だ。

徐々に集まる登山者たちの観察をしているとなかなか面白い。一人旅は多くない。
バスは3列シートだが、2列と1列で、残念ながら真ん中だった。新宿で満席となる。七倉ダムのアナウンスまでは、そこそこ眠れた。

また、事前の話では立ち寄らないと言っていたが、扇沢でトイレ休憩をとってくれたのが良かった。ちなみに往復のバスと山荘代で23100円なり。一番安く上げるには、さわやか信州号が良いようだ(入浴不要なら扇沢から帰路バスが出ている)。バス内で、朝食のハムサンドと野菜ジュースを食した。

登山口は、まだ、この時間、真っ暗だった。ヘッドランプを頼りに準備する。テントに登山受付所があり、係りの人が既にいた。私は今回一人なので、モンベルのサイトを通じて、山岳保険に加入している。300万円の捜索費用や入院の場合、4千円/日等ついて、3泊4日で500円は有難い。

家内にはバス事故の場合もカード払いの自動付帯もつくなど、よもやのことは伝えてある。還暦も過ぎての一人登山のマナーとも思えて。

ヘッドランプを頼りに、もみじ坂と名付けられた九十九折の道を登る。この柏原新道を登るのは鹿島槍に登った約20年前だ。20歳も年上のMさんといっしょだった。この道は、本当によくできている。少し注意を要するのは、ケルン辺りと残雪の残る箇所の横断ぐらいだ。ケルンまではゆっくりのガイドブックの案内に従うと、どんどん後人に追い越された。少し前まではこんなことはなかったが。

リスを見かけた。あまりないが、リスも夜行性だったか。八ツ見ベンチからは扇沢が見えた。八ヶ岳も見えるとのことだが、この日は駄目だった。ケルンまでは約30分。駅見岬からは扇沢駅がよく見える。ケルンからは扇沢駅や針ノ木岳、蓮華岳が見えた(左下の写真)。この辺りは転落注意だ。ニッコウキスゲが咲いていた。

















種池山荘が見えるはずだか、ガスで見えない。残雪の残る沢を抱く、岩小沢岳や遠く赤沢岳、鳴沢岳は見えた。石畳辺りでは、ハクサンシャクナゲが咲き(右上の写真)、ウグイスが鳴いていた。高山に来た気分を味わう。石畳は、小屋の方が並べなおして歩きやすくしてくれているらしい。





















水平道は文字通りで、呼吸を整えさしてくれ、気分を楽にしてくれる。爺ケ岳南西斜面を弧を描くように回り込むがダケカンバが美しい。秋の紅葉時はナナカマドとともに紅葉が美しいとのこと。アザミ沢には残雪はなく、黄金岬と富士見坂の間に残雪があった。ここは、先行している人が雪のあるところを歩いて、最後、よじ登っていたが、危険なので、上の部分の夏道を通るのが正解だった(左下の写真)。この辺りの「ガラバ」は柏原新道では珍しい危険地帯とのことだ。

















柏原新道で「岬」とは、新道が小尾根と交差するところを言うらしい。富士見坂と最後の鉄砲坂を登り切ると種池山荘だ。山梨の単独の女性の方と雑談しながら歩けたので、助かった。

種池山荘近くは盛りを過ぎていたが、見事にコバイケイソウの群落が広がるお花畑だった(右上の写真)。今年は当たり年のようだ。ハクサンフウロやウサギギクも多い。

















種池山荘で新越山荘への宿泊変更を依頼する。先ほどの山梨の女性と雑談した後、新越山荘に向かう。女性は車は路肩に止めたという。帰りのバスで確認すると路肩に駐車している車も多かった。元気で展望も良かったら、空身で爺ケ岳往復も頭にあったが、どちらも適さないのであっさりやめた(^_^;)

















山荘横には、池があり、すぐにテント場で4張はっていた。20張近く張れるだろうか。ここから少し下ったところに、キヌガサソウの大きな群落があり、見頃であった。この花は清楚な感があり、大好きな花だ。

















岩小屋沢岳を目指し、巻くように進む。ミヤマクルマユリも咲いていた。この花は二輪で咲いていることが多い。右手に残雪後の池とまだ残る残雪の跡を進むと、ヨツバシオガマを見つけた。このコースは本当に花の種類が多かったが、一カ所だけというのもあった。


















ミヤマキンポウゲが咲き乱れる道で、左手には行き止まりとなるが花の散歩道なる立札があつた。立ち寄ったが、さほどの花はなかった。進むと、今度は花の大きなシナノキンバイが咲いていた。

振り返ると、種池山荘と爺ケ岳が見えた。鹿島槍はガスで見えそうで見えないが、折角なので、写真撮影にいそしむ。コバイケイソウと鹿島槍という絶景のポイントもあった。

左手にはチングルマとコイワカガミが咲く。さらに進むと、剱岳方面が見えてきたが、上部はガスに隠れている。それでも夏のこの時間帯としては十分であろう。人もいなくて本当に静かな癒される山旅となった。このルートをとって良かったとしみじみ思う。北アルプスでこんなに静かで景色が良く、花の種類も多いコースは他にあるのだろうか?

たくさんのハクサンシャクナゲが咲く道を進むと、ほどなく、岩小沢岳だった。立山・剱岳方面もそこそこ見えた。

















剱岳を楽しみながらの静かな登山はこの上ない幸せを感じる。こちらからの剱岳はこれまで見てきた姿とは違い、荒々しいグローブにも見える。何より雪がたっぷり残り、立山も美しい。

















新越岳を標高差で140mぐらい下ると、新越山荘だ。その手前にコバイケイソウが見頃を迎えていた。

















小屋で手続きをする。小屋番の人に「静かで人に出会わなかった(種池山荘から会ったのは2組)」ことを告げると、針ノ木雪渓を上りに使いたい人が多く、針ノ木から周回する人が圧倒的に多いが、種池からの方が自分は好きだと話していた。

















この日は多くの宿泊者が予定されているらしいが、私はTOPだったので、二階の一番端の「キヌガサソウ」という部屋の窓側をあてがわられた。宿泊者は多いが、一人一枚の布団はあるという。

この部屋は、8枚で、最大20人とのこと。充電は、100円でさせてもらえるが、16時まで休止だった。水も宿泊者でも無料は1リットルしかもらえない。おもしろかったのは、冬越しの期限切れしたキリンの一番搾りを格安で売っていたこと。キリンの親しいH部長に言ったら何と評価されるかな?350mlが550円のところ、400円で倍ぐらいだが。私は持参のバランタインの18年を一階の食堂で、ちびりちびりやる。凍らしていた水も冷たく美味かった。時々、ガスが切れて剱岳の雄姿も観れた。

ほどなく、同室となった富山のMさんという方と親しくなる。46歳で4人のお子様がいらっしゃり、東京からUターンされ、4世代で住むという話を聞き、少子高齢化の進む日本においては、表彰すべきご家庭とのことだ。そんな中でも山スキーやマラソンもされ、上手く両立されている。

年齢は一回り以上若いが、お人柄も明るく非常に好感の持てる方で、良い方と親しく慣れたと喜ぶ。着用している「尖(とんがり)山」のTシャツの出来とエピソードが印象に残った。NHKBSの百名山の田中陽希さんとも鍬崎山で出会ったそうだ。自宅からは、糸魚川まで高速を使えば、わずか2時間半で来れるという。うらやましい限りだ。

小屋前でMさんからお湯をいただき、珈琲を飲みつつそのような諸々の話題を雑談する。しかし寒いので、談話室に戻り、持ってきていたわずかのバランタインの18年をおすそ分けした。こんなことなら、もう少し持ってきたら良かった。

食事は17時からで一緒に食べた。メニューはまずまずであった。日暮れ前、ガスが晴れたというので、Mさんと明日のルートを確認した。

前夜はほとんど寝ていなかったので、消灯は20時だったが、18時半頃にはアイマスクと耳栓をして寝た。部屋は結局5人で布団は3枚余っていた。

夜は雨音が結構し心配した。毛布も2枚あったが、あたたかくて不要だった。4時前に起床して談話室で準備し、早めにトイレもつませて出発を急ぐこととした。というのも、今日の帰りは、大町温泉郷を16:50発で、温泉に入るためには、15:10遅くとも35分扇沢発の路線バスに乗りたい。コースタイムは約8時間。今の私では休憩時間を入れるとぎりぎりだからだ。

朝の天気は良くて、鹿島槍の方の空が赤く染まり、今日歩く稜線もくっきり見えた。朝食を5時から済ませて、15分には出発できた。朝食はなかなか美味しかった。いつ食べられるか分からないので、しっかり食べておいた。
































Mさんはすぐに追いつくだろう。鳴沢岳までは情報通り、お助けロープでもほしいようなちょっとした岩場など少し手強い箇所が4ケ所ぐらいあった(左下の写真)。鳴沢岳までは私は小休止を入れて50分かかったが、Mさんは30分。標準的には40分ぐらいだろうか。天気も良かったので、バスの時間は気になるが、写真タイムはたっぷりとった。特にガスもなく、立山・剱岳はもちろん、鹿島槍から白馬までもよく見えた。


































































































































































































*上の写真はMさんが撮ってくださった鳴沢岳山頂の私




































































































































































次は赤沢岳。一度下り、登り返す。Mさんの姿はすぐに消えた。途中、チシマギキョウが咲いていた。赤沢岳からの展望は素晴らしかった。鹿島槍や白馬方面、立山・剱岳、薬師岳方面まで、絶景だ。









































































































































































*上の写真は赤沢岳山頂にて


















































































































































































































*以上は赤沢岳山頂からの展望:素晴らしいという一言に尽きます

赤沢岳からの下りは、昭文社地図に危険マークのつく岩場なので、慎重に下る。スバリ岳までは、稜線の西側を進む。概ねなだらかな登山道だが、部分的に東側が切れ落ちた場所を通過するので、強風時には左側の崖に転落しない様に注意が必要だろう。途中、イワギキョウがたくさん咲い
ていた。

















































































*イワギキョウがここかしこに咲いていた


























































































*来た道を振り返る













































































































*ここは崖淵を歩く









































































































































スバリ岳は双耳峰で手前が本峰のスバリ岳、奥が小スバリと呼ばれている。「スバリ」は深い谷(すぼまる)を意味していて、その源流部の山となっていることが山名の由来とされている。またイワヒバリが巣を張るような岩壁が多いことから地元で「岩巣張り」と呼ばれたことに由来するとする説もある。

スバリ岳に登頂できていない8時50分頃からガスが上がってきて、山頂からの展望が危ぶまれた。

スバリ岳の上りと下り付近には、ガレ場だからか、コマクサが結構、咲いていて、蓮華岳のコマクサは見頃だと聞いていても行く体力もない身としては、嬉しかった。スバリ岳山頂からの景色も絶景で、黒部ダムや五色ケ原方面、薬師岳方面が見えて喜ぶ。何とかぎりぎりガスは免れた。山頂で出会った若者たちは、「ズバリ」だけではないのかと言っていた。






























































*五色ケ原:是非訪ねてみたいが
























































*針ノ木岳側から見るスバリ岳


























存分に景色を堪能した後、「厩窪(まやくぼ)のコル」と呼ばれている針ノ木岳との間の鞍部に下る。スバリ岳からジグザグに下り、小スバリの通過は黒部湖側の中腹を巻く。

そして、針ノ木岳を目指して、九十九折の道をあえぎながら登る。ミヤマオダマキとハクサンイチゲを一輪だけ見つけて、不思議に思うとともに、このルートの花の種類の多さに感謝する。シコタンソウやミヤマシオガマ(上の写真)に慰められ何とか登りきると、山頂直下で至近の距離に雷鳥の親子を見つけた。















































*左下にひな2わが写っている









































































































































































ひなを3わ連れていた。山頂にいる人たちにそっと教える。雷鳥の親は盛んに高山植物をついばんでいた。山頂から、雷鳥親子を遠くにもう一つ見つけた。こちらは4わのひなを連れていた。温暖化で絶滅が危ぶまれるニュースがつい先日、報道されたばかりだ。山頂には、熱心にハムをやっている人がいた。ガスで槍ヶ岳方面は見えないが、その分、雷鳥に出会えて良しとしよう。


























ガスってきたのを機に針ノ木小屋を目指して下る。出会う人は多い。記憶より遠く感じた。テント泊が多くなり、テント場はいっぱいで、係員から上の臨時場に案内されていた。また、山岳パトロールの人が双眼鏡で雪渓を通過する人を見守っていた。



















*Mさんが撮ってくれた






小屋に着くと、Mさんが蓮華岳のピストンを終え、昼食の山荘の弁当を終えたところだという。往復、空身なので70分で行ってきたという。恐るべしスピードだ。先に九十九折の道を下るが、すぐに追いつかれて、水場で一息入れる。ここの湧水は冷たくて美味い。途中、テント泊の若いカップルが登っていたが、もう張る所もないのではないかと心配する。最近、若いテント泊のカップルをよく見かけるが、美男美女が多い。目的はと聞きたくなるのは高齢者のやっかみか(^_^;)

雪渓の取り付でお互い、写真に撮り合い、別れた。私の4本の軽アイゼンは全くきかず、2回もずっこけた。上のパトロールの人に心配をかけたことだろう。それで非常に時間がかかった。Mさんは新幹線のような速さで瞬く間に下りて行った。コース上にはピンクリボンで歩くルートが記されている。

ただ、雪渓の上は、全然冷たい風も吹かず、照り返しがきつく感じられた。雪渓の終わりで声をかけられたおばさんと話していると猿があらわれた。

ここから大沢小屋まではすぐだと思ったが、ロープが張る岩場も数か所あったりし、ひざもがくがくで全くスピードが上がらない。

雪渓からの取り付には、ニッコウキスゲやピンクのシモツケソウ、ギボウシが咲いていた。小屋に近づくとブナの美しい林だ。水が流れる所では、頭や首を冷やして熱中症を避けた。「山を想えば人恋し」で有名な大沢小屋で一息入れることもなく、扇沢に向けて急ぐが、ここからもすぐに車道に出ると思違いをしていた。沢や涸れ沢を数回、横切り、登山道を進む。

車道に出てからも、登山道を歩いたので、スピードが出ず、15時10分のバスには間に合わなかった。朝食後、アンパン半分だけで頑張ったが、年齢による衰えと何よりアイゼンの不備を公開する。

扇沢では皆さん、甘いものがほしいのかコカコーラはすべての自販機で売り切れていたので、冷たいお茶を買い、せっかくなので、破砕帯の水をくむ。

大町温泉郷までは、わずか15分の乗車だが、1010円もした(路線バスとは思えない)。バスからは懐かしい会社の保養所だった日向山の「黒部山荘」も見えて、まだ小さい子供たちと家族旅行した思い出がよみがえる。歳月の重みがしみじみと。

大町温泉郷から少し歩いて、日帰り温泉「薬師の湯」に入る。新越山荘で割引券をもらっていたので、500円だった。バスの発車場所を係りの人に聞いて、入浴しようとするとMさんと出会え、メールアドレスの確認ができた。ポイントポイントで出会えるのは縁があったのだなぁと喜ぶ。温泉は一応、露天風呂二つにも入るが、出るときは大変な混雑となった。そばを食べたかったが、時間がなく、冷奴と生ビールでしめくくりとした・

バスは4列だったが、プレミアムなので、豪華シート。しかし山ガール団体がしゃべり続けでうるさかった。梓川沿いの懐かしい景色を楽しみぼんやり過ごす。諏訪湖と談合坂のSAで20分の休憩をとり、渋滞もあったが、新宿にはそこそこの時間に着いた。ただ、諏訪湖のおぎのやの釜飯が売り切れていたのが残念至極であった。かわりに甘いアイスクリームやさぼてんのコロッケやてづくりおにぎりで腹ごしらえした。

展望、高山植物、静けさと夏の北アルプスを満喫する充実した山旅を心から満足したが、久しぶりの長時間の歩行で、足の痛さは火曜日まで続いた。




お盆休みは家内への孝行で、家内が希望する天草と雲仙の旅行をずいぶん前から計画していたが、台風10号のため、中止となる。昨年は旅行はできたが、山は台風で駄目だった。今年は逆になった。台風上陸の多い年が続く。さらに家内は顔の帯状疱疹で入院。旅先でなっているところだったので、人生、何が幸運か分からない

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