帝釈山・稚児ガ墓山 586.1m 596m 

 


データ】     

2003年1月19日(日) 曇 2時間19分
6:40中松江 7:00〜15 I氏宅 コンビ二 7:40阪神高速湾岸泉佐野IC 8:22阪神高速生田川IC 8:32新神戸トンネル出口 8:45R428稚児ガ墓山登山口

 8:52スタート <5分> 8:57双坂池登山口 <17分> 9:18無動寺分岐 <6分> 9:24〜27稚児ガ墓山山頂 <2分> 9:29〜32稚児ガ墓山伝説遺跡 <2分> 9:04稚児ガ墓山山頂 <20分> 9:24双坂池登山口 <5分> 9:59〜10:03ゴール・再スタート <6分> 10:09R428NTT・DOCOMO登山口 <37分> 10:46〜11:41帝釈山山頂 <39分> 12:20ゴール

12:32発 12:50阪神高速神戸線生田川IC 13:35阪神高速湾岸線泉佐野IC 14:02 I氏宅 14:28中松江

駐車場
    R428稚児ガ墓山登山口路肩

メンバー
    Iさん、Mさん
   


関百稼ぎで「帝釈山」を計画していたが、コースを悩んでいたところ、HP囲炉裏の矢問さんの記録でR428からのルートを知り、丹生山系縦走路を歩きたいと思っていたところ、R428の反対の稚児ガ墓山へも山と渓谷社の「大阪周辺の山250」で難なく行けることを知る。このコースは、六甲山系のにぎわいをよそにひっそりとたたずみ、自然環境もすぐれていると紹介され、神戸市の「太陽と緑の道」に編入されていて大変踏まれたコースだという。帝釈山は二等、稚児ガ墓山は三等三角点がある。


メンバーは、I夫人は急用だったが、IさんとMさんが揃い、3人である。天気予報は昼から雨なので、それまでに下山できればと願う。


Mさんが新しいフォレスターで6時40分に迎えに来てくださる。フォレスターは2000CCで加速がすばらしい。その分、燃費は高速でも8kmとのことだ。Iさんも車を用意してくださっていて一度出発していたが、今日は距離もそう長くないのでコストより、初物フォレスターで再出発する。



セブンイレブンなら鱒寿司は売っていないかと立ち寄ったが、なかった。途中、Iさんに安全の方から電話があり、ぎくりとしたが、私用でよかった。道は快調で、覆面パトに気をつけながら((^_^;))、走る。神戸線の生田川ICから新神戸トンネルを抜ける。早いが片道600円は単独だとつらい値段だ。ハイウェイカードも使えない。出口を出て、R428に当たり、右手に取る。Mさんが4×2は8と冴えたことを言う。


ここからは、矢問さんのHPコピーがありがたい。トンネルを抜け数km進むと、左手に鉄塔ほども大きくないNTT・DOCOMOのアンテナがあり、ここが帝釈山への取り付き点である。「太陽と緑の道 丹生山・帝釈山」の道標等もある。矢問さんの記録では、ここの手前400m沿いに稚児ガ墓山との取り付き点があり、その道路には車止めがあり、その前に駐車したとあるので、少し先でUターンして戻ると、指摘の箇所があり、1台止めていた。ここにも太陽と緑の道や丹生山系縦走路の正規の標識の他にも、手書きの稚児ガ墓山の標識もあった。


先ずは稚児ガ墓山にトライする。双坂池の標識に雑木林の中の広い道を進むと、5分ほどで双坂池があり、左に豊富な標識があり、稚児ガ墓山への取り付きであった。ここからはほどよい傾斜の山道だ。よく踏まれており、雑木林の気持ちの良い道だ。途中涸れ沢のようなガレたところもあるが、快適な道だ。双坂池から20分弱で(9:14)ゆるやかになり、右手に捲くように進むと、3分で無動寺との分岐だ。そのルート標識の裏にはマジックで、「dangerous road」と書いていたが、本当であろうか。



一登りで三党三角点であるが、展望のない山頂であった。謂れの書かれた標識があり、羽柴秀吉が三木城攻めの際、丹生(明要寺)の僧兵が別所に味方したため、全山が焼き討ちにあい、死んだ侍童や稚児を(村人たちが)葬ったとのことだ。ここから2分ほど先に石塚があり、そこに稚児ガ墓山伝説遺跡と書かれた標識があった。ここは南側が開け、見渡せる。


R428に戻り、荷物を詰め込み、400mほど進むとドコモのアンテナがあった。ほどよい傾斜の道の左は、アカマツが多く、秋にはまつたけがあるのではなどと話しながら登る。いくつかのゆるやかなコブを越えると、左手に帝釈山が見え、手前で一度急坂を下ると、最後の急登だ。少しの慢で山頂であった。二等三角点のある山頂は丹生山明要寺の奥の院といわれただけあって、石祠が2つあった。展望は南側が開け、六甲山系の西部、菊水山から高取山、須磨アルプス、鉄拐山が見える。この帝釈山で私にとって200座めとなる。記念の写真を撮った。



早いが昼食とする。先ずはビールで乾杯し、めざしや稲荷寿司、Mさんが買ってきてくれたばってらを肴にする。吟醸酒「一」も飲んだ後、Iさん持参のいちご大福とお茶というデザートつきだ。登ってきた人は3人であった。


途中、雨もぱらついたが、晴れ出した。一時間ほどくつろいだ後、下山する。駐車場所には、もう一台の車はなく、帝釈山の上りで出会ったご夫婦のものであったようだ。新神戸トンネル内で覆面パトにつかまっている車があったのには驚いた(皆さん、トンネル内でも気をつけましょう)。阪神高速に入る頃から雨足が強くなる。ラッキーさを喜ぶ。これで間百は74座となつた。




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