高川山

 


データ】     

2020年12月6日(日) 晴れ 歩行時間5時間17分
6:21大江戸線春日駅発 6:47京王線特急 7:39JR高尾駅発
8:29中央線初狩駅着

8:39スタート <19分> 8:58トイレと駐車場数台 <3分> 9:01登山口 
<40分> 9:41男坂と女坂の分岐 <21分> 10:05〜11:03高川山山頂
<43分> 11:47田野倉駅方面分岐 <28分> 12:15天神峠 <10分>12:25〜30峯山休憩 <18分> 12:48オキ山 <22分> 13:10〜13:20むすび山・大月防空監視哨跡 <5分> 13:25民家 <15分> 13:40大月駅

14:17大月駅発 14:52 15:11京王線高尾 16:03京王線新宿 16:14大江戸線新宿西口 16:27春日駅着

メンバー
    H君
   


H君は大学生の頃、ワンゲル部に所属していて、私も山登りに誘ってくれたが、当時は全くその気はなかった。今では、逆に私の方が熱心になって、飲み会で、H君も再開したことを知り、いっしょに山をと話していた。ダメ元で、週末天気が良ければ、富士山の見える山をと思い、高川山をと誘ったところ、彼も、この山を考えていたようで、富士山の見える天気であればを条件に約束した。最終判断は当日の午前5時とした。

前夜の予報は晴れだが朝は霧とのことだった。早朝、電話で確認し、出発した。相変わらず、ドジで、またもや大江戸線でなく、三田線の春日駅に行ってしまう。早めに出ていて九死に一生を得た。

京王線もトイレを済ませても座れてほっとした。京王線の聖蹟桜ヶ丘駅手前や北野駅過ぎたところから富士山が綺麗に見えた。

高尾駅の列車内でH君と無事に出会い、同じボックス席に座れた。初狩駅は古く、トイレもわずかだったが、最初に向かったので、並ばずに済んだ。

古い駅で無人だった。トイレを済ませて、とぼとぼ歩く。案内標識は豊富だが、橋を渡ると二階で洗濯物を干す主婦が道を間違えていることを教えてくれた。

H君はこのあたりの山が詳しく、山名や推奨ルートを教えてくれた。大きな墓地を過ぎるとほどなく、トイレと数台の車が止められる駐車場があった。カウンターもあった。

最初は未舗装の林道で、さらに数分歩くと登山口で山道となった。男坂と女坂の分岐ではH君の一声で男坂となった。標高差はしれているので、我慢して登る。女坂との合流地点からは富士山が綺麗に見えた。下山者から山頂は狭くて人が多いと聞いたので、一息入れて、写真を撮り合う。私のスマホが異常にへっていて残り1%となっていた。

ここからは岩がちな登りから笹の明るい道になった。

山頂からは南側を中心に東西まで扇形に展望が開けている。大月市の秀麗富嶽十二景に選定されているだけあって、富士山の眺望は秀逸だった、人は多いが適所を獲得して、昼食と珈琲タイムとした。わずか1時間10分の上りだった。H君とは40年経って初めての山登りとなった。富士山が祝ってくれているようで嬉しかった。



高川山の山頂から天神峠まで約1時間。この区間はほとんど見どころもなく、時折木々の隙間から、大月市街地や都留市街地の街並みが見える程度だった。ただ、少し急坂で注意を要するところがあった。

思いのほか長く感じる。H君から「ヤマップ」に登録すれば、記録が自動的に取れて便利なことを教わる。峯山、おき山を越えても、むすび山は遠く感じた。むすび山の名の由来は、高川山からの縦走で、最後の山なので結びの山、山の形がおむすびみたいなのでむすび山。諸説あるようだ。

大月防空監視哨跡であることを知り、ゆっくり休む。ここからはわずか5分ほどで下り、民家の芝生に出て、大月中央病院前を通り、15分ほど車道を歩くと大月駅だった。

待ち時間があるので、駅そばを食べた。帰りは高尾駅で中央特快に乗らずに京王線を選択したため、30分ぐらい遅着した。富士山も綺麗に見え、何よりH君とハイキング程度とは言え、共にできたことはこの上ない喜びとなった。


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