高山城跡・高山竹林園

 


データ】     

2010年4月25日(日)快晴 歩行時間3時間20分
8:15自宅初 <90分> 9:45国道163号 <15分> 10:00〜05生駒北小学校 <55分> 11:05〜10くろんど池 <15分> 11:25高山城跡 <25分> 11:50高山竹林園

メンバー
    単独 
   


前日の天気予報は、快晴で、今後の山行のために、歩くことにした。前日、生駒山系広域利用促進協議会発行の生駒山系ハイキングガイド24コースが載った「いこいこまっぷ」を眺めて、まだ、歩いていないコースで、コースNO.5のかいがけの道から茶筌の里コースを中心に歩くことにした。

朝起きて、歩き始めると、生駒山が美しいので、妻も私も、最も好きな池谷からの生駒山を写真に収めてから、富雄川沿いに出ることにした。池谷からの生駒山は、山里の田畑に高木が並び、実に絵になる。以前、雪が積ったときの景色も強く印象に残っている。道路沿いのアスファルトの割れ目に、ぎっしり、すみれが咲いていた。可憐なすみれがこんなに強い植物とは。














田原台方面に戻り、探検気分で南田原の田畑地帯を歩く。まだ、桜も咲いていた。うぐいすの鳴き声がよく聞こえる。立派な旧家があり、驚く。富雄川沿いに出て、北に向かって歩く。川は改修工事をしていた。この種の工事は財政厳しい中、首をかしげる。














国道163号線からは、供用していない舗装道路を歩き、生駒北小学校に向かう。完成しているように見えるが供用していないのは不思議だ。小学校から、竹林園までは、川沿いに遊歩道があった。高山は室町時代以降、脈々と茶筌つせくりが受け継がれた産地で、竹に似せたコンクリート製の柵があった。菜の花がたくさん咲いていた。














高山竹林園で妻との合流を約束し、くろんど池方面に向かう。竹林園近くの伝統工芸士「翠竹園」に究極の耳掻きつくりますの看板は面白かった。ちようど田植えに向け、苗代作りをしていた。地図で分岐を確認しなかったので、そのまま県道7号線を歩いてしまった。上り坂を上りきると、くろんど池の第一駐車場があった。さらに進むと、黒添池とくろんど池の間に出た。黒添池は、へらぶな釣りの人が多かった。














ここから帰りは、近畿自然歩道を竹林園まで歩く。この道すがらも、日本のふるさとの原風景のような景色が広がった。途中、高山城跡があったので、立ち寄る。階段を上り、竹林の中の道を進み、階段を上ると城跡であった。平成18年に遊歩道が整備されたとの記念碑があった。城跡は面積が小さく、城があったとは思えない。




戻って川沿いを歩くと、ここしこで草刈をしていた。川で大きな亀を見かけた。のどかな里だ。道は結局、竹林園裏のゲートボール場に出て、竹林園内の資料館につながっていた。妻と合流し、資料館で、茶菓子と抹茶を飲む。自分で茶を立てるのは初めてだ。いろいろな茶筌を見学したりして、竹林園の見学を楽しむ。心地よい春の風とうぐいかの鳴き声、大都会からわずか数十キロしか離れていないとは思えない地域だ。



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