帝釈山・田代山

 


データ】     

H20年7月20日(日) 晴れ  歩行時間2時間48分
5:00起床 6:00朝食

6:40民宿発 7:25馬坂峠駐車場着(標高1805m)
7:39スタート <41分> 8:20〜36帝釈山山頂 <6分> 9:40〜56休憩 <9分> 9:59避難小屋 <15分> 9:26〜33弘法沼 <10分> 10:43〜11:00避難小屋 <49分> 11:49帝釈山まで15分の表示 <16分> 12:03〜08帝釈山山頂 <22分> 12:30馬坂峠駐車場ゴール
12:50出発 13:30〜14:36燧の湯 15:06まる家発 16:44〜55銀山平 17:24小出IC 18:38〜50名立谷浜SA 19:45〜20:02有磯海SA 0:05尼崎IC 0:10寮

メンバー
   I夫妻、Mさん、M前山岳部長、KWさん、K君、S君
   


私は、5時にはすっかり目覚めて、散歩する。標高1000mを超え、ひんやりしている。民宿にもクーラーがない。


朝食も質量ともに大満足で、お腹一杯食べ、出発する。登山口までダートの林道を14km走る。KWさんの車に乗せてもらう。朝からM部長のカラオケテープだ(^^ゞ


駐車場は、40台ぐらい止められるが早半数近くが埋まっていた。バイオトイレもあり駐車場も区画されている。ここにも入山者カウンターがあった。帝釈山で有名な希少植物のオサバグサはやはりほとんどが終わっていた。道は非常に整備され、これだと下りは短時間であろう。オオシラビソやコメツガの樹林帯を標高差260m登ると、わずかで帝釈山山頂であった。












2060mの二等三角点に触り、360度の展望を山座同定しながら楽しむ。会津駒ケ岳、燧ケ岳、至仏山、男体山、日光白根山、女峰山などが簡単に確認できた。


ここからは一旦1900mの鞍部まで下る。最初は右が切れ落ち、慎重に岩場を下る。ロープもあるが、左手から簡単に巻き道で下れる。ぬかるみのある道を進むと出会う人が多く、時間がかかる。虫も多いので、尼崎で買った虫除けスプレーを塗る。K君は忘れずザックに入れていてくれて助かった。


徐々に上りに入るが、予定より遅いので、湿原までの時間を人に聞くが合点がいく答えは来ない。結局、帰りの記録からは、コースタイムは間違いないが、人が多く待ち時間で時間がかかってしまったようだ。


避難小屋からは木道で、すぐに湿原に出た。ここからは、右回りの一方通行だ。最初はタテヤマリンドウが多く、ほどなくニッコウキスゲやウラジロヨウラクが咲いていた。特に種子になったチングルマの大群落にニッコウキスゲが咲き乱れた一帯は見事であった。
























































弘法沼も独特の風情で、写真後、サワラン、モウセンゴケ、ワタススゲとニッコウキスゲの大群落を撮り、満足して帰路に着く。今日はデジタル一眼レフを持ってきたので真剣だ。それにバッテリーを忘れてしまったK君にもいい写真をあげたいと思い、余計張り切って撮った。まじめに歩くと周回はわずか20分ほどだが、非常にいい湿原だ。花も多く、吹く風はやはり東北独特の雰囲気がある。私には、東北・北海道の山は、何故か寂しく少し悲しく憂いを感じるのだ。これがたまらなくいい。














避難小屋近くで休む。I夫人の報告によるとトイレは残念ながら汚かったとのことだ。これだけの入山者だと維持は難しいかもしれない。ここでIさんは虫除けネットをかぶる。


帝釈山まで、まじめに歩き、出会う人も少なかったので、コースタイム以下の1時間ほどで着いた。帝釈山からの下りはわずか20分強。ちょっと楽すぎだかもかもしれないが、高層湿原のおかげで大満足であった。


燧の湯を楽しみ(源泉温度は高く露天風呂もすばらしい。600円だが、民宿で買うと300円で今回はIさんからのプレゼント。)、Iさんが見つけてくれた有名な「まる家」で裁ち蕎麦と舞たけご飯を食べ、うつらうつらしているうちに銀山平であった。M部長はしっかりカラオケの練習をしつつ運転してくれたとの事だ。(^^ゞ


予定通り、尼崎は0時過ぎとなり、深夜割引でリーズナブルな山行となった。さぁ9月は、M部長の百名山完登の丹沢だ。


私も燧で87座となったが、こうペースが落ちてはいつのことやらか。(^^ゞ

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