東京散歩 |
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2012年1月29日(日) メトロ一日券を買い、東京巡りを試みる。最初は、語感から気に鳴っていた神楽坂へ。メイン通りから一歩入ると趣のある箇所もあるが、バブル時の地上げでずいぶん変わってしまったようだ。一箇所小さな旅館のある路地が気に入り、写真におさめる。その後、根津神社に向かう。ここは重要文化財に指定されているだけあって期待以上であった。 ![]() ![]() そして谷中へ。ねんねこ家のある三浦坂を上り、大きなヒマラヤ杉のある近くに日本画、フランウエストをいう人が日本画屏風を作成している建物があった。過日、「匠」という番組で見た。左手の墓地の間の道を進むが行き止まりだったので戻り、一つ鶯谷沿いの道を左折し進み、右に入ると、昭和初期の建物が並び、タイムスリップしたかのようであった。プロの写真禁止と掲示されているのが面白かった。近くの小唄の手習い所から三味線の音が聞こえ、何とも風情があった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 下町風俗資料館となっている吉田屋酒店は終わっているので次回に回し、瓦をはさむ独特の土壁の観音寺の築地壁を見て、岡倉点心記念公園を経て、夕焼けだんだんと名づけられた石段と谷中銀座に向かう。ここからの夕陽は素晴らしいと紹介されているが、何とも言えないレトロな雰囲気と名物の多い各店の活気か心地よかった(写真はかわいい獅子舞人形)。 ![]() ![]() 2012年2月4日(土) 市川駅前のホテルでOB会があり、折角なので、江戸川の堤防を自転車で走り、その後、柴又に向かう。快適な自転車ロードが整備され、ランニングをする人も多い。最初は矢切の渡しを目指す。思ったより大きな渡し舟だった。帝釈天をお参りすると猿まわしや加太のお守り等味わい深いものが多くあきない。さらに寅さん記念館に行ってみるが、ここは妻とのためにとっておこうと思い返す。折角なので、門前で草団子を食べ(ロケに使われた店など数件ある)、 柴又駅前の寅さん像まで足を延ばし、足を触り願うと願い事がかなうというえんぎをかついで、足を触る。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ここまででも十分楽しかったが、帰りにクライマックスが待っていた。江戸川の堰堤にカメラを持った人が多いなぁと思い、立ち止まると、何とダイヤモンド富士と右にスカイツリーのシルエットが見える。明日が最も山頂に近いところのようだが、天気は今日まで。絶好のシャッターチャンスを逃すまいと私も何枚か撮った。 ![]() ![]() 2012年2月12日(日) 先週のダイヤモンド富士に味を占め、今日もメトロの一日券で東京巡りを試みる。最初に行ったのは、浅草。銀座線の浅草駅を降りて地上に出ると、特徴的なアサヒビール本社とスカイツリーが目の前に。さらに隅田川を船が通り、絶好のシャッターチャンスとなった。隅田川沿いは、桜の名所でそれに備えて、整備工事をしていた。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 浅草寺に向かい、何回目かになるのに改めて規模の大きさに驚く。仲見世通りは、江戸趣味小玩具や扇子屋など興味をひく店が多かった。有名人の手形や浅草演芸ホール、フランス座と浅草らしい雰囲気にどっぷりつかった。珍しい太鼓専門店の宮本卯之助商店があったので立ち寄り(昔は興味もなかったが)、神輿の素晴らしさに気づく。江戸下町伝統工芸館では、羽子板や江戸切子など今も続く技能を楽しんだ。 次は上野に向かい、国立西洋美術館を見学する。数回目だが、松方氏の功績をテレビで見ていたので感慨深かった。最近取得した人気のカルロドルチの悲しみの聖母、ロセッティの愛の杯、ルノワールのアルジェ風のパリの女に惹かれた。戦争による焼失等していなかったらもっと素晴らしかったろうにと悔やまれた。 次に湯島天神に向かう。湯島天神では、今冬の寒さで梅まつりというのに梅は咲いていなかったが、梅は咲かずとも若い女性の太鼓披露で盛り上がっていた。 ![]() ![]() ![]() ![]() そして東京大学構内を通り、三好達治もr住み、私がお世話になった下宿の真正館もワンルームマンションとなってしまったことを確認し、この三十年に思いを馳せる。最後に根津ばん亭(串揚げ屋)の木造三階建ての家屋に惹かれ、見物して帰る |