Iさんから、 先約がなくなったので、京都最高峰の皆子山に行こうとのお誘いがあったので、出かける。
天気予報は前夜はよかったが、起きてみると雨である。Iさん宅に向かうNHKラジオでは、まだ四国沖を低気圧が進んでいるので、南部ほど天気が悪いようで午前中は、50%も降水確率がある。滋賀や京都は30%ほどで、午後はよくなるという。
途中ローソンに立ち寄り高速を走る。もちろん覆面に気をつけて。天気予報は当たり、湖西道路は路面が濡れていず、少し青空も出ている。真野ICで下り、477号から367号で牛の鼻トンネル、行者山トンネルを越え、坂下トンネル手前で左折する。道路の温度は5度と表示されていた。すぐに足尾谷橋となったが、狭 いので、手前の路肩に止める。3台ぐらいなら止めることはできる。早々に準備し進むが、初めてのニッカボッカは、草の種だらけ。Iさんも取るのを手伝って下さる。
足尾谷橋を渡らず、右のダート林道を進む。左の沢は巨岩もある。少し行ったところで、昭文社の関西からの山歩き百選で確認すると、何と足尾谷橋を渡ることとなっている。この道しかなかった気がするし、方角もあっているが、念のためリターン。やはり他に道はなく、道標もないが、黄色と赤のテープが電柱の安全帯に巻いていたので、再出発とする。10分ほどで、ガイドブックの関西電力の小さなダムの表記に当たると思われる中村発電所の水路となった(ガイドでは20分となっていたが)。その先で登山道となり、ガイドブック通り少し古いがしっかりした木の橋を3回渡る(右の写真)。
ほどなくツボクリ谷出合と思われる谷が二股となっていた。ここからはガイドブックにある「幾つかの小滝のある美しい渓流沿いの道が飛び石伝いに何度も渡渉を繰り返しながら登る。渡渉地点や滝の高巻きす る場所にはトラロープが設置され、テープやリボンの印も多い」との表記通りであった。二段の滝下で休み(左の写真)、上ると、次の滝の高巻きは10m近くのロープのある壁だが、滑らず見た目ほど難しくはない。渡渉も前回開発したダブルストックで安定し渡ることが出来た。神経を使うが、久しぶりの骨のあるルートを喜び合う。
この後、ガイドブックにあったトチの大木があり、4分で左折しなければならない分岐であった。ここは二股で、道標があるので 左折することが分かるが、右の沢にも明確な黄と赤のテープがあるので間違う可能性がある。ここからは傾斜が一気に増し、喘ぎながらの直登である。振り返ると自然林の向こうに比良山地が見える。
ようやく笹となり、10分足らずで三等三角点の山頂である。三角点の先に切開きがあり、東側のみ開けている。HP「山楽日誌」のAさんの記述によると、建物のあるのは、蓬莱山か打見山、左には、私でも分かる武奈ケ岳が見える(右下の写真)。
I夫人が到着後、発泡酒で乾杯。気温が比較的高く美味い。今日は特殊下着一枚で歩けたぐらいなので。私は、黒糖稲荷寿司とサラダ巻き、チキンラーメンの昼食である。I夫人によると、日清の具沢山ラーメンは美味だそうだ。デザートのりんごと暖かい緑茶を飲んでいると、占有状態の山頂にも単独者、御夫婦、更には10名近い団体が来られたので、40分で立つ。すべて寺谷からであった。
寺谷に向かうと、1分で分岐。二股を左に進むと、展望が開けた。しかしすぐに植林となる。沢と植林帯を歩く。植林には以前も見たビニールのテープが巻いていた。何回か沢を渡るがツボ クリほど幅も水もない。小川を横切る程度である。40分ほどで、巻き道との分岐で我々は沢道を下ってきたようだ。沢1.3km、巻き2.0km、上りだとどちらも1度間の表示があった。ほどなくつぶれかけた古い小屋があり、更に下ると、林業の人が数人いたので、Iさんがテープのことを聞くと熊が皮を剥ぐのを防ぐためだそうだ。ガイドブックに靴を脱いで渡渉と書かれていた寺谷出合も2つの橋が架けられていたので助かる(左下の写真)。

林道を進み、30分ほどで、国道に出て平のバス停に出る。この林道の入り口には鎖と施錠がされているのでマイカーは入れないようだ。林業の車が駐車できなくなるのを防ぐためであろう。それでも寺谷ルートだと、平のバス停から2時間かからずに山頂に立てる最短ルートであろう。牛の鼻トンネルの先で旧道に下りられないか探るがだめだったので、行者山トンネルを抜け、車に向かう。トンネル内はすごい音だ。いいコースを歩いたことを喜び、近畿百名山65座、関西百名山67座となる。
帰りも渋滞もなく思いのほか、早々に帰宅する。
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