生駒山 642b

 


データ】     

2002年8月25日(日)晴れ  歩行時間2時間18分
6:17中松江駅 6:30和歌山市駅発急行 コンビ二 7:51近鉄難波発普通 8:06布施駅で準急に乗り換え 8:20石切駅

8:21スタート <4分> 8:25爪切地蔵 <21分> 8:46〜51すなくら橋 <17分> 9:08〜16興法寺 <24分> 9:40スカイランド生駒(生駒山上遊園地)駐車場 <5分> 9:45正面ゲート <5分> 9:50〜10:08山頂(ミニSL内一等三角点) <6分> 10:13南ゲート <5分> 10:18生駒信貴スカイライン <10分> 10:28生駒縦走歩道 <5分> 10:33枚岡駅分岐 <14分> 10:47天龍院長尾の滝 <22分> 11:09額田駅ゴール

11:14額田駅発普通  11:45難波 12:02南海難波発急行 13:16加太線13:25中松江駅

メンバー
    単独

 2011年2月22日直登の記録
   


軽くどこかへと考え、関百・近百の数稼ぎに生駒山に出かける。生駒の麓の学研都市田原台にH3年からH6年の間住み、生駒の四季の移ろいが好きで、マンションも手放さずにいるが、その当時は、山登りに全く興味がなく、山上遊園地には夜も含め何回か行ったが、生駒山に登ったのは今回がはじめてである。ルートはガイドブックをみると多々あり、石切駅から山頂経由生駒線元山上駅に下り、駅近くの簡保の宿の風呂に入るというのが魅力的だが、帰宅を早くということで今回は、山と渓谷社の大阪府の山に紹介されていた石切駅から辻子谷ハイキングコースで山頂を経由し、長尾の滝を眺めて、額田駅に下るルートとする。

 
自然にまかせて起き出発としていたが、思ったより目覚めは遅く5時30分で、早々に支度をし毎日通いなれた加太線・南海に乗車。それでも通勤とは明らかに気持ちが違うのが分かる。電車内では、岩波新書の「山の自然学」を読む。これは北から順に特異な地形等が紹介されおもしろい。私の山の本コーナーでハナマル間違いなしである。縞枯れ現象等よく分かる説明である。


難波駅にアンスリーというコンビ二ができ、6:00からオープンしており便利が良い。たくさんの客でにぎわっていた。ざるそば定食(割子そば+稲荷寿司)を買求める。近鉄は準急がわずかの差ででてしまい、結構時間がかかった。涼しい車内で過ごす時間を長くと考え、布施まで普通で行き、準急に乗り換える。石切駅は改札を出て、右手の山手に進み、左手東側を線路沿いに朝日プラザ生駒のマンション前を進むと突き当たり、道なりに左に折れ、また右に折れて進んで行くと、ガイドブック通り、小さな橋を一つ越えるとすぐ二つ目でその先に爪切地蔵(写真左上)があった。お参りし、左折し山手に急なコンクリートの道を登っていく。すぐに町内の配置を示す看板があり、この道が辻子谷コースであることが確認できた。それにしてもこの道は数十m毎にお地蔵さんが祀られていて風情がある。先週火曜日辺りから涼しくなったものの、今日の予報は暑さが戻り最高気温が34度と言っていたが、谷沿いで風もあり涼しい。


相当山の上まで家があり、新築の家も多い。一方、旧家も残り、さるすべりが咲き、盆踊りの後片付けを2箇所でしており、季節感を感じる。つくつくぼうしの鳴き声と吹く風に行く夏を感じつつ、水車小屋跡の解説等読み、ぶらぶら登っていくとすなくら橋に着いた。


先行するご夫婦にならい、一本立てると、ご夫婦がたくさんのミニトマトを分けてくださった。今もらったのだという。冷たくはなかったが甘くておいしかった。ご夫婦は山頂のビールと元山上に下っての風呂を楽しみにされていた。橋の袂の標識には山頂2km、石切駅1.2kmと書かれていた。すぐに宮山(山頂まで0.6km)への道を分け、登っていくと、今度は右 三味尾十三重塔0.4km、直進興法寺0.4kmの標識があった。階段を喘ぎながら上りきると興法寺山門(写真右)にたどり着く。山門前の水で喉を潤し、お参りする。風情のある立派な寺だ。ききょうが咲き、季節を感じさせてくれる。


再度水のみ場で喉を潤し、先を急ぐ。左に進む小道もあり、そちらに向かう人もあったが、生駒縦走歩道の左手に出るようだ。私は道なりに登ると数百メートルで舗装道の生駒縦走歩道に出会った。右上に遊園地のコースターが見え出し、3回縦走歩道を横切ると4回目に車道に出て待望のスカイランド生駒の駐車場であった。標識が豊富で迷うことはない。


駐車場には数台。開園は10時にしてもさびしい。開門まで待つしかないかと思いつつ、駐車場横の長い階段を上ると、大阪平野の展望が一気に広がる。階段では遊園地のアルバイトの人がごみひろいをしていた。幸運にもゲートは開かれ、入場も無料となっていた。ガイドブックにあった一声かける必要もなくなったのである。三角点の位置も親切に教えてくれた。ジェットローラーの横のミニSL内にあ るとのことだった。


ミニSLは開園前で、動いておらず、三角点を触るには係員に一声かけてくださ いとの看板があったが、その必要はなかった。写真におさめ、横のテント下の休憩所で早い昼食とす る。何よりビールが美味い。既に何人か山登りの人もくつろいでいた。にぎやかな曲が流れていたが、 「井上陽水の夏の終わりのハーモニーでもかかっていれば尚いいのに」などと勝手なことや「どんな 山でもいいものだ。来てよかった」を思った。


帰りは、各局テレビやNTTの塔の前から南ゲートに向かう。多数のフリーマーケットが開かれ、遊園地の変遷を感じる。ゲートを出るとすぐに分岐で、右下の細い道に入る。スカイラインぱ地下でくぐり、生駒縦走歩道の分岐を分け、更に枚岡駅や暗峠への分岐で右手の細い長尾の滝への細い道をとる。ここまでは多数の登山者に会ったが、天龍院への道は人が少なかった。長尾の滝は残念ながら想像していたものとは違い小さいものだった。天龍院からは舗装道。住宅地に出て、給水塔の3つ角で悩むが、前から来た人に聞くと左手にとると額田駅に出るとのことで無事たどり着く。


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