岩木山 1625m |
【データ】
2004年6月26日(土) 曇 1時間26分(上り49分+37分)
【駐車場】 |
貯まったマイルを使い、遠征を思い立つ。ちょうど6月末までは、JALの統合記念で2割少ないマイルで行けるのも魅力だ。青森も北海道と同様、梅雨がないことを期待し、岩木山と八甲田山を計画する。しかし6/29付けで転勤となり、躊躇することとなる。
着陸態勢に入りようやく陸奥湾だと分かるが、同時に雨が降っていることも分かり、がっかりする。空港からマツダレンタカーの営業所までは送迎車であっ ここの道は有料道路で、空港には、これを通らないと来れない。道路の気温表示はわずか13度。低いが体感はそう寒くない。弘前までの道はよかったが、信号が多く、意外に時間がかかる。リンゴ畑も目につく。昼食は目についた弘前城前のびっくりドンキーとした。何もここまで来て、びっ 岩木山麓周回道路に入るとすごい霧で先が見えず、津軽岩木スカイラインの入り口も通り過ぎたのでは不安になるぐらいであった。このスカイラインは1965年に開通し古いが、料金は1780円と高い。入口で山頂の様子を聞くと雨はふっていないので十分登れるとのこと。おもしろいことにここから八合目の間だけガスはない。九十九折の道沿いにハクサンチドリがたくさん咲いていて思わず車を止める。 八合目からバスで岩木山神社に戻るというので、軽だが下りなら大丈夫なので同乗をすすめる。ミチノクコザクラが咲いていることとを教えていただき、一足先に出る。岩木山神社奥宮にお参りし、鳳鳴避難小屋からほんの少し種蒔苗代に下るとミチノクコザクラがたくさん咲いていた(写真は信州のTさん撮影のもの)。エゾコザクラの変種とのことだが、ハクサンコザクラとの差はあまり分からない。満足して鳳鳴避難小屋に戻るとちょうど三人が下りて来られた。 八合目駐車場から岩木山神社まで三人を送る間にいろいろお話をお聞きすると、ネットで知り合った関係だという。今や山仲間も年齢に関係なくネット仲間となっている。いい方々に出会い、思い出は深くなった。 岩木神社は大変立派で、楼門、中門、拝殿、瑞垣、奥門、本殿が重要文化財だそうだ。 茅の輪の作法に従い三回くぐり穢れを落とす。百沢温泉で汗を流す。溢れ出る湯は、いかにも温泉という色と臭いだ。内湯だけだが安いこともあり、地元の人が愛するという通りひっきりなしに人が入ってくるがさほどの混雑でもない。 弘前観光館の駐車場に止め、展示のねぷたを見た後、弘前城を見学する。城内はしっとり落ち着いて実にいい。みちのくの空気を肌で感じる。 今日の宿は旅の窓口でとった弘前プリンスホテルだ。コストパフォーマンスはまずまず。先日、前橋でとんでもない安い値段で泊まり、私の評価基準が厳しくなったこともあるが。近くのイトーヨーカドーに夕食をとりに行くが、今一つなので地鳥やらを買出しし、ホテルでナイターを見ながらビールとつまみで夕食とする。その際、傘を忘れたが、無事見つかる。
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