諭鶴羽山 608.3m |
【データ】
【駐車場】 |
折角の4連休だが、仕事が入り、23日の仙ケ岳も行けなくなった。24日も急に淡路島に用があり、その所用は重要で、万一にも遅れないためには極めて早い出発となるが、4連休で1座も行けないのは辛い。所用は諭鶴羽山のすぐ近くなので以前から最も行きたがっていたTさんを誘うと行くというので二人で出発する。近畿百名山は記念すべき50座目。関西百名山49座目である。昭文社の関西の山歩き100選やインターネットの情報により、諭鶴羽ダム側から山頂をピストンするとともに、表参道側に若干下り、諭鶴羽神社をピストンする。 西淡三原ICで下り、県道31号を高い塔のある山が目指す山だと検討をつけながら走る。国道28号と交差する八幡交差点を左折し、所用の場所を先ず確認した上で、地図を見ながら、円行寺の交差点で右折し、諭鶴羽ダムを目指す。三原のサイクリングターミナルの施設を右に見るとすぐダムだった。ガイドブックで確認し、来た車に聞くとダムを渡ると登山口で、駐車場もあるという。渡るとネットの写真にあった平安時代の蘇我十郎の担い石の近くのスペースに車を止め出発する。 諭鶴羽古道の標識のある階段を上ると、しばらく植林の道を登るが手入れはされていない。ほどなく自然となり、一のぼりで真新しい近畿自然歩道の標識があり、山頂まで2.5km、牛内ダムまで0.2kmと書かれていた。以後頻繁に標識がある。雑木林の中をよく踏まれた歩きやすい道が続く。左に諭鶴羽、右に牛内ダムが見える稜線の道だ。少し広くなると、社があった。早くもツツジがあちこちで咲いている。環境庁の立看板には、ダム周辺は桜と蛍の名所だと書かれている。 町石地蔵に見守られ、下草もない美しい雑木林につばきも散見できる傾斜の少ない道を快適に進む。一定区間毎の立看板には、鳥の鳴き声の話や動物の分の話に加えて、諭鶴羽山系の植物や動物の話があった。貴重なものが多く、猿や鹿も住むという。にわかに曇り、あられのような雨が降り出す。県土木事務所の中継所を過ぎると何と4頭もの鹿が道を横切った。豊かな自然だ。舗装された林道に出会い、しばらく進むと、あずまやが見え、小雨でも助かる。 右に山頂の標識ですぐに三角点のある山頂だ。曇で展望はすっきりしないが、間近に和歌山側の海と登って来た方は平野が広がる。神社まで0.4kmの表示なので往復してから食事とする。真新しい立派な無線中継所が2つあった。つばきが美しく咲いている。あまりに広い道で本当に神社に続くのか疑わしくなるが、標高差100m弱で神社に着いた。道沿いの左右の笹は葉がない。鹿が食べてしまったのであろうか。神社は歴史のある社でタブの森が広がっている。それにしても静かだ。 山頂にもどり、看板を見ると450m以上の標高にはアカガシが茂り、県の天然記念物に指定されていると書かれ 予定通り時間が十分あるのでTさんの待ち時間のためうずしお温泉を目指す。分かりにくかったが、酒屋で聞くとSEAPAというスーパーの隣りだった。うずしお温泉は炭酸ナトリウム泉ですべすべしていた。泡風呂で、サウナもスチームとドライ両方あった。汗を流しさっぱりして気分を一新し、着替えを済ませ気をひきしめて所用に向かう。所用を無事済ませ、Tさんを迎えに行って帰路に着いた途端、目の前で交通事故を目撃する。快適に走るが、りんくうアウトレットモールが拡張し、泉佐野南ICは大混雑し約1時間のロス。それでも思っていたより早く着いた。 |